タイ国の真実らしきもの その27 制限時速と合理性
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タイでは普通の道路ではあまり、制限時速の標識を見ません。
モトサイ(バイク)も80キロですね
これは、たまたま見つけた有料道路ではなく、普通の道路の制限時速標識です。
45キロのトレーラーと80キロの乗用車で約2倍の差があります。
日本でも高速道路などでは、トラックと乗用車で少しだけ制限時速の差がありますが、これほどの差はありません。
どっちが正しいのでしょうか?
自動車にはそれぞれ目的があり、その目的にあわせて性能が違うのが普通です。もちろん購入価格も違ってくるでしょう。
どういうことかというと、どの車もだいたい制限時速以上のスピードは出せるのが普通です。
問題は、安全に走れるスピードはどうかということです。
カーブのある道路などでは特にコーナーリングの安定している重心の低い車の方が安全に曲がれるのではないでしょうか。
それはスピードにも関係するのはもっともですが、車の性能によって安全速度というのは変るのではないかと、どうしても思ってしまいます。
道路の状況で安全速度は変化するのは当然ですが、車の性能、運転する人間の技量、走る目的によっても安全速度というのは変るのではないでしょうか。
バンコクで見つけた制限速度の看板ですが、こんなところも、日本と違う、より合理的な考え方なのかなと思ってしまいます。
今日はここまで、またいつか御会いしましょう。
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