「当たり前」 に感謝する
暑い日が続いています。
冷たい飲み物やアイスクリームを取りに、冷蔵庫に1日に何度も通ってしまいます。
お盆なので、ご先祖様に手を合わせていることかと思われます。
この機会に、普段見えていないこと・忘れがちなことに感謝いたしましょう。
ご家庭も職場も同じように思い浮かべて見てください。
□ 冷蔵庫には、夏場は麦茶が入っていて、自由に飲むことができる。
□ 製氷室には、氷ができているので、グラスの飲み物には必ず入れる。
□ トイレの個室には、いつもペーパーのストックが2つあるので困ったことはない。
□ そう言えば、蛍光灯を交換しているところを見たことがない。
□ 時計は、正確に動いていて当たり前。
□ コピー用紙のストックは、いつもコピー機の足元に置いてある。
□ 割れた食器は、取り敢えず、新聞に包んで食堂の隅っこにでも置いておく。
□ ペットボトル・カン・ビンもゴミも、いつも決まった場所に捨てる。
□ 蛇口をひねると、飲める水が出てくる。
□ 暑い時はエアコンに扇風機。 暗くなれば照明。
上の項目の 『前後』 のストーリーについて、考えてみてください。
お子様がいらっしゃったら、ぜひご一緒に。
氷も麦茶も、できるまでに時間がかかるものです。
それをいつも切らさずに準備してくれている「誰か」がいるのです。
トイレットペーパーも、個室に補充し、発注し、仕分けをしている人がいます。
蛍光灯の交換は、お客様の前ではできないので、これを管理してくれる人がいます。
時計は遅れたり進んだりします。電池の交換も必要です。
コピー用紙は、ものすごい勢いで減っていくものです。
それでもいつもそこにストックがあるのは、誰かのおかげです。
コピー用紙の1箱はかなりの重さがあります。
割ってしまった食器を食堂の隅っこに置いたまま、それっきり忘れていませんか?
誰かが、所定の場所に移動し、決められた収集日に出してくれているのです。
ペットボトルもカンもビンも、誰かがその溜まったゴミを捨ててくれて、
新しいゴミ袋もキチンとセットしてあるでしょう。
たまにはゴミ箱本体も洗ってくれるから、臭わないのです。
蛇口をひねれば、そのままでも飲める水が出てくるのは、ほんの一部の国だけです。
停電の経験はありますか?
私は台風で77時間の停電を経験したことがあります。
⇒ 『台風22号 77時間停電体験記』 台風0422
2004年10月24日付 伊豆新聞
http://www.mieru-dekiru.jp/typhoon.html
「当たり前」を「見える化」しませんか?
見えるから、できる。
『ミエール・デ・キール』
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