オルタナティブ・ブログ > できることは、まだある! >

お客様や部下への接し方を、自分の大切な守るべき人(幼児や高齢者など)に置き換えて考えれば、サービスやリスク回避のためにできることは、まだまだあると思います。コンシェルジュ的発想で「おもてなし」を中心に、気づきを綴ります。

「当たり前」 に感謝する

»

暑い日が続いています。
冷たい飲み物やアイスクリームを取りに、冷蔵庫に1日に何度も通ってしまいます。

お盆なので、ご先祖様に手を合わせていることかと思われます。
この機会に、普段見えていないこと・忘れがちなことに感謝いたしましょう。

ご家庭も職場も同じように思い浮かべて見てください。


□ 冷蔵庫には、夏場は麦茶が入っていて、自由に飲むことができる。

□ 製氷室には、氷ができているので、グラスの飲み物には必ず入れる。

□ トイレの個室には、いつもペーパーのストックが2つあるので困ったことはない。

□ そう言えば、蛍光灯を交換しているところを見たことがない。

□ 時計は、正確に動いていて当たり前。

□ コピー用紙のストックは、いつもコピー機の足元に置いてある。

□ 割れた食器は、取り敢えず、新聞に包んで食堂の隅っこにでも置いておく。

□ ペットボトル・カン・ビンもゴミも、いつも決まった場所に捨てる。

□ 蛇口をひねると、飲める水が出てくる。

□ 暑い時はエアコンに扇風機。 暗くなれば照明。

 

20130813 021 (640x480).jpg

上の項目の 『前後』 のストーリーについて、考えてみてください。
お子様がいらっしゃったら、ぜひご一緒に。

氷も麦茶も、できるまでに時間がかかるものです。
それをいつも切らさずに準備してくれている「誰か」がいるのです。

トイレットペーパーも、個室に補充し、発注し、仕分けをしている人がいます。

蛍光灯の交換は、お客様の前ではできないので、これを管理してくれる人がいます。

時計は遅れたり進んだりします。電池の交換も必要です。

コピー用紙は、ものすごい勢いで減っていくものです。
それでもいつもそこにストックがあるのは、誰かのおかげです。
コピー用紙の1箱はかなりの重さがあります。

割ってしまった食器を食堂の隅っこに置いたまま、それっきり忘れていませんか?
誰かが、所定の場所に移動し、決められた収集日に出してくれているのです。

ペットボトルもカンもビンも、誰かがその溜まったゴミを捨ててくれて、
新しいゴミ袋もキチンとセットしてあるでしょう。
たまにはゴミ箱本体も洗ってくれるから、臭わないのです。

蛇口をひねれば、そのままでも飲める水が出てくるのは、ほんの一部の国だけです。

停電の経験はありますか? 
私は台風で77時間の停電を経験したことがあります。


   ⇒ 『台風22号 77時間停電体験記』  台風0422
      2004年10月24日付 伊豆新聞
      http://www.mieru-dekiru.jp/typhoon.html 

 
       「当たり前」を「見える化」しませんか?

      見えるから、できる。
     『ミエール・デ・キール』
       http://www.mieru-dekiru.jp/ 

         Facebookページ
       http://www.facebook.com/mieru.dekiru

Comment(0)