営業は契約書をぶん投げろ
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ベンチャー企業のなかには、各営業担当の方が契約書の作成をしている場合があります。
私は、下記の2点の理由からお勧めしていません。
1.危険な契約書をばら撒いている。
支払条件、免責事項や損害賠償の上限など、かなり不利な条項を確認もしないで、結んでいる場合があります。リスク、トラブル回避のノウハウが積みあがっている法務部門がチェックすることで、このような危険は回避できます。
2.時間の無駄
法律を知らない(特に民法)営業担当が、契約書を読むのと、法律を知っている法務担当が契約書を読むのでは、スピードが違います。契約書の見るポイントというのは、大体決まっているので、契約書を審査、作成する人員を固定することで、効率的な業務が実行でき、営業は営業活動に専念できます。
ベンチャー企業の法務を担当していると、いろいろな相談が舞い込んできます。一つ一つ解決することで、会社がより強固になっていく感覚が持てます。
会社の継続性を考えるにあたり、法務担当は欠かせないと考えます。
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