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住宅が売れないらしい

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1昨年あたりまでは、マンションや住宅が売れていた。価格が上昇に転じたことと金利の先高感を反映してのことだと思います。

金利が歴史的に低いことと、長く続いたバブル後の経済の停滞による土地の値下がりといったことがあったかと思います。その後、オフィス需要が上向きになってきたことなどから、住宅の価格も坪単価が急上昇。特に、ターミナル駅や商業施設の併設などがあったかと思います。私も見に行く機会がありましたが、坪単価180-200万円だったものが、220-250万円というところが一般の70-90平米程度のマンションでの価格帯となっていきました。

景気が上向いている感覚は確かにありましたが、給与にはそれほど反映されていなかったでしょう。そこに急激な価格の上昇は受け入れがたいものがありました。金利は以前低いとしても。

耐震偽装の問題と絡めて本当に急激に冷え込んでいったものと考えられます。とはいえ、子供の学校のタイミングなどで新居、引越しを考える人はいらっしゃると思います。耐震偽装を起こさないための検査が厳格になっていることも拍車を抱えているとメディアでは報じられています。

住宅需要が継続することで周囲の経済が動いている事実はありますので、適切な価格、タイミングなどの提供、流通をもう一度考える必要があるのではないでしょうか?

サブプライム関連での米国、内需が弱い日本を尻目に、中国、インド、ロシア、ブラジル、ベトナムといった国はまだまだ非常に元気だと思います。産油国も元気でしょう。

ITが本当に日本を変えるような仕組みを作らないと、いつまでもGDP世界2位の経済大国とは言っていられないでしょう。また、言葉の壁も含めてもっと外に芽を向けましょう。Internetだけで外を見ていても仕方ありません、じかに外の世界を見に行くことが、非常に大切となってくると思います。

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