盲導犬は、ラブだけじゃないんです
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関わって2年ちょっとの僕が盲導犬を語るのはおこがましいのですが、ノルウェーでロットワイラーの盲導犬が誕生したと聞いて、これは紹介せねばと思いまして。
ロットワイラーの盲導犬誕生!@ノルウェー(Yassis Project In Norway)
http://yassisnorge.blogspot.com/2010/05/blog-post_20.html
こちらで訓練の様子が見られます。まだ動きが怪しいです。
http://yassisnorge.blogspot.com/2010/06/blog-post_30.html
ロットワイラーはとても頭が良い犬なので、盲導犬には向いているはず。きっと活躍することと思います。もっとも、日本では体が大きすぎて難しそうです。電車にロットワイラーが乗ってきたら、さすがに僕でもビビリますw まだ補助犬に理解の足りない鉄道会社もあるくらいですから、出会った一般市民が驚かないような犬種を選ぶというのは重要なことです。
実は、日本で最初の盲導犬はシェパードでした。警察犬として活躍する、口まわりが黒っぽいあの子たちです。その当時も特に問題はなかったようですが、ラブラドール・レトリバーやゴールデン・レトリバーのほうが威圧感を与えないということで、次第に盲導犬としての役割を譲るようになり、現在に至ります。日本における盲導犬の歴史は、『日本最初の盲導犬』という本が詳しいので、関心のある方はぜひ。
ちなみにラブとゴールデンのミックスがF1という犬種なのですが、お互いの長所を活かすことで、活躍する機会が増えているそうです。それとシェパードはホワイトもいまして、ペット博のときたくさんいたので写真を撮っておきました。
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