書評「リーダーは低い声で話せ」
永井千佳さんから「リーダーは低い声で話せ」を送っていただきました。
前半は低くて落ち着いた声で話すことのメリットで、続いて実際のトレーニングの説明があります。が・・・書いた千佳さんには失礼かもしれませんが、読むよりDVDを見る方がはるかに理解できる気がします!姿勢や口の開け方、横隔膜の押し方など、文章ではどうしてもわかりにくく、DVDを見ればすぐに分かるからです。
千佳さんはもともとピアノや声楽のプロですから、実演もお手の物(?)で、DVDを見ると、「こうすれば良いのか」「自分でもできそう!」と思えるでしょう。
とはいえ、実際にマスターするにはちゃんと繰り返しトレーニングしないとダメだと思うのですが、ここで問題は、やっぱり声を出すのは自宅ではやりにくいですし、会社でも難しそうです。こういうものは、大勢で一緒に練習したり、あるいはレッスンを受けに行く方がやりやすいきがしますねぇ・・・。私は自宅でギターを弾きながら歌は大声で歌っていますが(家族は大迷惑)、「はぁ〜〜〜」と大きな声で練習するのは気が引けます。たぶん慣れの問題だと思うものの・・・。
私も自分のスピーチの録音を聞いて、鼻声でごにょごにょ言っていて、聞き取りにくいなぁ、と思ったことがあり、落ち着いた低い声でドッシリと構えてスピーチができたらと憧れますね。この本でも書いてありますが、自分の声は録音して聞いてみるのが一番です。私はずっと歌が下手だと思っていましたし、周りからも上手いといわれた記憶がほとんどなかったのですが、仲間内のライブに出たりするようになって、録音しながら練習し、だいぶ悪いところに気付いて直し、ライブでも「だいぶ声が通るようになったね」と褒められたことがありました。まあ、家族は声が大きくなってますます迷惑でしょうけど。。そう考えると、やっぱりスピーチも練習が大事なのでしょうねぇ。
一度ブロガーミーティングで千佳さんが合唱の練習をさせてくれましたが、ああいう感じで皆でやると取り組みやすいのですよねぇ。
ということで、本もDVDもとてもためになるのですが、練習するのは気が引けている状態なのでした・・・。