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プログラミングでメシが食えるか!?

DVD鑑賞は特典映像まで

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昨日に続き今日も具合が悪いので、自宅に留まり、ロード・オブ・ザ・リングのスペシャル・エクステンデッド・エディションを観ました。3部作本編だけで11時間21分とかなりのボリュームですが、それを見た後に特典映像を観るとさらに作品を深く味わうことができます。さすがに特典映像だけで20時間以上あるので、全部はまだ観直せていませんが。。

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特典映像には、制作の過程やカットされた映像などがありますが、やはりなによりも心にしみいるのは制作側の思いでしょう。この映画もさまざまな関係者の苦労の上に成り立っているのだと感じることができます。

映画はもともと映像として記録を残せるものなので、制作側の苦労の過程も残せるのでこのように後で記録が表に出てくることもありますが、実はどの仕事もさまざまな苦労があり、その上にほんの少しの成功が見えているだけというのもだと思っています。仕事だけでなく人生も同じようなものでしょう。

苦労が表に出て評価されることの方が珍しいにもかかわらず、誰もが苦しい仕事や人生をなぜ頑張るのかといえば、やはり自分自身が少しでも満足したいからではないでしょうか。もちろん、その結果が多くの人の役に立てばなおさらうれしいものですが、まずは自分が満足できなければあまり意味がないことなのではないかと思っています。

私がまだ子供の頃、田舎で両親やおじさん・おばさん達が、子供達を寝かせつけた後に、お茶を飲みながら会話していた内容を、寝たふりをしながら聞いていたことを今でも思い出します。

「歳を取るとね・・・、生きた証が欲しくなるものなのだよね・・・」

私自身が当時の両親やおじさん・おばさんの歳になっているのかどうか記憶が定かでないのですが、私自身は「生きた証が欲しい」と思ったことはまだありません。というより、すでに著書や製品などで生きた証はある意味、すでに残してきたと感じているのかもしれません。いずれにしても、私は生きた証よりも他に欲しいもの・・・というより、成し遂げたいことがあります。が、それは成し遂げるまでは書きません。。

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まあ、こんなに映画を観たり考え事をしたりすることは、風邪をひいたときくらいですので、忙しい人生、たまにはそんな時間も必要だということと理解して、良い時間を過ごせたと考えることにします。

なお、どうでもよいことですが、「生きた証」という言葉で思い浮かぶのが、さだまさしの「博物館」という曲です。最後にこの言葉が出てくる素敵な曲です。

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