仕事用の鞄はどのくらいで壊れるか？

昨日「はじめてのTUMI」というブログを書きましたが、メンバー達から「鞄の寿命についてブログに書いて欲しい」というリクエストをもらいましたので、書きましょう。もちろん、背景には、奥さんから、、
「毎年鞄を買うのはおかしい」
「鞄をもっと大事に使え」
などと言われたり、
「仕事用の鞄は家計からか？小遣いからか？」
という悩みがあるのは明らかです（私もそうですので）。。

さて、今どきのIT業界では、「ノートPCを持ち歩くなどあり得ん！」という会社も多いかもしれませんが、一方で、「24時間いつでも対応しろ！」というお客さんからの要求もあったり、「持ち帰って自宅で仕事をできないと、なかなか家に帰れない」などという理由などにより（本当かな？）、ノートPCは手放せない人も多いものです。私など、ノートPCを持ち歩いては駄目、と言われたら、家にほとんど帰れなくなってしまうかもしれませんし、旅行にも行けないかもしれません。

ということで、「鞄にはノートPCを入れるのが前提」ということで書きます。さらに、「鞄の寿命」は、「見た目の問題ではなく、実用できるかどうか」を基準にします。

私の経験からすると、鞄の寿命は、
・値段による
・鞄の作りに（重さ）による
・使い方による
と感じています。安物はやっぱり壊れやすいと思います。感覚的に、1万円くらいはしないと不安です。さらに高価になるほど大抵は長持ちしますが、2倍の値段で2倍持つほどではないと思います。また、鞄の作りにもよります。軽量化優先のものはやっぱり重いものより壊れやすいと思います。さらに、使い方も左右します。高価なものが長持ちするのは、大事に使うからという面もあると思います。

実際にどのくらい持つかという点ですが、1万円くらいの鞄で、1年くらいかなぁ、と思います。2万円なら1年半くらい、という感じでしょうか。

壊れる場所は鞄のタイプにもよりますが、やはり「持ち手」「ショルダー」あたりでしょう。肩掛けタイプはほとんどショルダーが壊れます。ノートPCが入った状態でショルダーが切れたりショルダーの金具が壊れたりするとかなり悲惨な状態になります。。

私がリュックタイプに変更したのは、肩掛けタイプのショルダーが壊れるのと、スーツ・スラックスが傷みやすいからなのですが、リュックタイプは肩掛けタイプに比べると、ショルダー部分は断然丈夫な気がします。もっとも、安いものはやっぱりショルダーが切れかかっていたりするのを見かけますが。スーツ・スラックスの傷みも肩掛けよりは断然少ないと思います。ただし、中身の出し入れが少々面倒ですね。

私が毎回バンコクでお世話になっている宮沢さんの鞄はおそらく数ヶ月で壊れていると思いますが、あれはいくら何でも鞄がかわいそうと言うくらい入れすぎですので、例外として、それでもやっぱり1年くらいで壊れはじめる気がします。あとは値段と鞄のつくりですね。

スーツ・ワイシャツ・ベルト・靴・鞄くらいは、ないと仕事になりませんから、やっぱりお小遣いではなく、家計から出して欲しいというのが既婚男性の希望だと思います。いずれもそれなりに高いものですから、当然夫婦でもめることになると思いますが、仕事の質にも結構影響するものだと私は考えています。ヨレヨレですり切れたスーツで商談に来られたらお客さんの印象は悪いですし、壊れた鞄で大事なノートPCや書類を落としたのでは目も当てられません。何事にも出費は必要で、お金を稼ぐためにはお金を適切に使う必要があるのはビジネスの常識です。頑張って奥様を説得し、良い仕事をして家計に還元しましょう！