仕事が増えすぎたときにどう考えるか
仕事の種をまいておいたものから、どんどん芽が出てくるのはとてもうれしいことなのですが、芽が出てきすぎると仕事が増えすぎて大変な状態になります。
現状、私が抱えている、あるいは始まりそうなプログラミング関連の仕事は、
・技術的難易度の高いチャレンジングなプログラム:他社との共同開発:進行中
・技術的難易度の高いプログラム:製品だがカスタマイズあり:受注済み:進行中:2種類
・ある負荷試験のプラン検討・実施:ほぼ決まり
・動画配信関連システム用のツール:まもなく開始
・提案用製品プロトタイプ開発:今月中にプロトタイプ
・自ら提案したい製品のプロトタイプ:手をつける暇なし
・相談が来ている技術的課題の検討:手をつける暇なし
こんな状態です。もちろん、他に社長業や、あらたな著書の執筆などもあります。お食事のお誘いやイベントの参加も絶対に外したくありません。サイクリングや家族との時間も欠かせません。ノイローゼになりそうです・・・。
相談できる上司がいれば、「こんなにたくさん、しかも難易度も高いものは、無理です。どうしましょう?」と相談できるのかもしれませんが、社長ですから、「どうしましょう?」と社内で相談できる人はいません。メンバーもそれぞれ既に仕事をたっぷり抱えています。
「小俣さんに頼みたい」といわれているものは、断りたくありませんし、社内で私が一番ノウハウを持っているもの(というより、私以外のメンバーだとすぐに対応することが難しいもの)も、私がやるしかありません(すぐにというのが多いので)。順番に進めたのでは提案のチャンスを逃してしまうものもあります。
私は「『無理です』といった瞬間に目の前からチャンスが消えて亡くなり、つられて他のチャンスもどんどん消えていくもの」というように考えていますので、どれも何とかしたいのです。
そんなときにどうすれば良いのか、ということなのですが、結局、「全て何とかするしかない」という感じでしょう。しかも、手抜きは後で痛い目にあいますからできません。効率良く全てを進めるしかないのです。
幸い、私のところに来るものは、私の得意分野である「ネットワークプログラミング」関連がほとんどですので、ノウハウの蓄積はかなりありますし、技術面で相談したり話し相手になってくれるメンバーもいます。その気になれば良いアイディアで時間をかけずに解決できる方法も見つかるものです。
さらに、私の場合、お客さんとの関係がとてもよい状態ということもあり、無理なものはお客さんと相談して調整することは、全く問題なくできます。優先順位を相談しながら決めて、あとは進捗をこまめに意識合わせしながら進めることで、お客さんに不安を感じさせずに進めることもできます。
あとは、時間を有効活用することでしょう。移動時間をうまく使ったり、集中できる時間を工夫して作り出したり、どこにいても仕事ができる環境を整えておくことで、仕事はいつでも進められます。
やることがたくさんあるときほど、効率良く進むものです。のんびり1つの仕事だけできるような贅沢なときは、意外と仕事が進まないものです。不景気な中、たくさん声をかけていただけるだけでも幸せと思い、期待を裏切らないように頑張るしかありません!