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プログラミングでメシが食えるか!?

永井さんの「残業3時間を朝30分で片づける仕事術」

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永井さんからいただいてからだいぶ遅くなってしまいましたが、「残業3時間を朝30分で片づける仕事術」の書評です。
N1
永井さんの執筆ペースの早さに驚くばかりです。。

さて、朝型を推奨する方々はどんどん増えているのですが、私は朝型でないので、なかなか書評を書きにくい感じもあります。永井さんの著書を読むまでもなく、朝型が良いことはもちろんわかっています。

まず、前提として私の一般的な一日の行動を書いてみましょう。
・6:15:起床
・7:00:自宅を出る
・8:30:出社
・9:00:勤務時間開始
・17:30:勤務時間終了
・19:00〜21:00:会社を出る
・21:00〜23:00:帰宅
・11:30〜2:00:就寝
飲み会などがなければ、大体こんな感じです。通勤に片道1.5時間〜2時間くらいかかるので、朝寝坊ということはありませんが、夜寝るのも早くはないですね。。

できるだけ会社は早めに出るようにしています。会社に親分が遅くまでいるのはあまり良くないというのが私の考えですので。その代わり、帰宅してからも仕事をしていることはかなり多いです。帰宅してから仕事をするメリットは、終電を気にせずに仕事ができることです。プログラミングの仕事は、閃くと一瞬で解決することもありますが、ひたすら試行錯誤を続けることも多いものです。どうしても睡眠時間を削ってでもやらざるを得ないこともあります。実は今日もずっと朝からプログラムのことで悩み続けています・・・。

本当は、早く寝てスッキリした頭で朝からやるのもいいのですが、たとえば朝9時までの2時間で片付く保証はありませんから、どうしても夜、なんとか目処をつけたいことも多いのです。朝9時を過ぎるても何も無いときもありますが、あれこれ相談事など、対応しなければならないことが出てきます。それまでに試行錯誤が終わるかどうかはかなり微妙です。プログラミングではまっているときに中断するのはとても辛いのです。

日中は基本的に割り込みのためにいつでも手を空けられる状態にしたいと考えています。社内での相談事もありますし、社外の方とのミーティングなどにも、できるだけすぐに対応できるようにしています。日中にプログラミングではまっていると、かなり不機嫌になるので、メンバーは相談しにくくなりますし、お客さんから声がかかると中途半端なところで中断することになります。たまにどうしてもそうなってしまうこともありますが、そういうときはメンバーにかなり冷たい対応をしていて、後悔します。。

まあ、「プログラマー社長」という、両立しにくい仕事をやっているから仕方ないと思っています。

そのうち、「小俣さんはプログラミングしなくていいから」と言われる日が来るでしょうから、そうしたら、朝型へのシフトができるようになることでしょう。もうすぐかな・・・?

ということで、全然本の内容に触れていませんが、内容は読めばわかりますので・・・。

N2
ちゃんとサインもいただきました!

そうそう、家族の協力で早起きに、という内容もあるのですが、これもなかなか難しい問題で、子供も全員早起きすれば良いのでしょうけど、さすがに始発に間に合うほど早く起こすわけにもいかず、そうすると、妻は何度も別々に朝食の準備をしなければならなくなります。早朝にやっている塾があれば工夫もできそうですが、平日の塾は意外と夜遅くまでやっていたりして、妻も子供もそんなに早く寝られるわけではないもので、子供達が独り立ちするまでは、なかなか妻に超早起きの協力をしてもらうのも難しいでしょう。一人で起きてとっとと出勤してしまうことはできますが、そうするとますます家族と会う時間が減りそうですし、なかなか簡単にはいかないものではないかな、と感じたのでした。

本書の内容を否定しているのではなく、むしろ理想的と思いながらも、実は自分に言い訳をしているのかな、とも思う内容になってしまったのでした。。永井さんと親しくさせていただいているからこそ、こんな内容でも笑って読んでいただけるかと思っています。。

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