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プログラミングでメシが食えるか!?

仕事をやる気になるには?

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雑用を減らせば仕事は能率アップするのだろうか?」をきっかけに、いろいろなコメントいただいたり、あるいはお会いして話をしたり、メールをいただいたりする中で、「やらされではなく、前向きに取り組む人」から、そもそも「前向きにやる気になるには?」という感じに進みました。

メンバーが自発的に行動するようになることは、指示通りに作業することに比べ、仕事の内容がクリエイティブになるほど重要になります。自発的に動くためにはやる気になる必要があります。

仕事をやる気になるポイントは、人によって様々という見方もあり、
・お金(待遇)
・やりがい(内容)
に大きく分かれると感じています。

私が事業部を立ち上げた頃は、どちらにしろ、待遇が良くなれば全てが上手くいくだろうと考えていました。どんどん昇給し、高いボーナスを出していけば、自ずとメンバーはやる気になる、と考えていたわけです。立ち上げ当初は大赤字でひどい状況でしたが、チャンスをつかんで黒字化し、メンバー全員に1回で100万円以上のボーナスを出したこともあります。それでメンバーは全員やる気になったかというと・・・

私自身もそうだった気がしますが、待遇はすぐに慣れてしまうのです。どん底から最初にまともなボーナスになるというときには、明細を受け取るまで、いや、実際に銀行に振り込まれるまで信じられなかったくらいでしたが、やがてそれが当たり前になります。ゼロからまともになるという時点では大きな喜びが得られますが、まともから多少変動してもあまりモチベーションにはつながらない気がします(逆に下がるとやる気が下がります)。

一方、仕事自体のやりがいはそう簡単にそもそも達成できませんし、達成できてもまた上が見えてくるので、どんどん上を目指したくなります。

私自身の、仕事のやりがいは、
・自分が作ったものがお客さんの役に立ち、喜んでもらえる
・自分だけでなく、メンバーがチャレンジしたことが花開く
・**なら小俣さん、あるいは、**なら日本シー・エー・ディーと声をかけてもらえる
という感じでしょうか。抽象的ですが、やっぱり役に立つことがうれしいと思っていますし、メンバーが同じような喜びを感じてくれることがうれしいのです。

もちろん、事業が苦しい状態で、やりがいだけで何とかなるとは思っていませんが、やりがいなしでクリエイティブな仕事が捗るとも思えません。

当社のメンバーはコミュニケーション力も技術力もあり、一度でもご一緒できたお客さんからは毎回高い評価をいただいています。が、無名な中小企業ですので、そもそも当社を知らなかったり、知っていても何が得意なのかをわかってもらえていないことが多く、それを改善するのが私の最大の仕事だと思っています。

幸いなことに、自身やメンバーの著書・ブログにより、当社の様子はだいぶ知っていただけるようになりつつありますし、製品事業のおかげで、特注品の開発だけでは知り合えなかったお客さんともお話しができるようになってきています。

メンバー達と一緒に、この延長で、より多くのお客さんに喜んでいただけるような方向を目指し、それによりメンバー自身も私もやりがいを感じて仕事ができるよう、ますます気合いを入れているところです!

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