フラッシュライトの比較(その2)
先週に続き、フラッシュライトの話題の続きです。
FenixのLD20を買った際に、実はすぐにアメリカにSUREFIREを注文していました。単三電池が使えるものが便利だろうと、SUREFIREでは唯一の単三電池モデルである、E2L AA OUTDOORSMANです。高級モデルです!SUREFIREはモデルガンに凝っていた頃からの憧れで、ワクワクしながら到着を待っていたのですが、アメリカのショップの方が、
「
Thank You for your order. In solidarity with the people of Japan we would like to cover the cost of shipping for your order.
」
と、震災を応援してくれてか、送料を無料にしてくれたのはうれしかったのですが、おかげでトラッキングができない安いタイプで送ってくれることになってしまい、結構時間がかかりました。とはいえ、到着後にお礼のメールを送ったら、
「
You are welcome! I hope all is well with you and you family.
」
いい人ですね。
ということで、手前がE2L AAです。ついでに、6Pも見えてますが・・・
LD20と比べると、同じ単三2本なのに、結構大きいです。E2L AAはモードも明るさの違いで2モードしかないので、実用にはLD20の方が便利かも知れませんが、加工のすばらしさや、レンズなどの質感など、やっぱりたまりません!
SUREFIREとしては、単三でもリチウム電池を推奨してますが、とても高いので、私はやっぱりエネループ。Ni-MH電池は実は使って良いと書かれてませんが、まあ、大丈夫そうです。
さて、もう一つのSUREFIREの6Pは、こちらはまさにフラッシュライトのスタンダード的存在なので、やっぱり買ってみたというかんじですが、米軍放出品を安くオークションで買えました。新品です。6PタイプのSOLERFORCE L2rと並べると、やっぱり加工の丁寧さが感じられます。
6Pの楽しさは、豊富なカスタマイズパーツの存在です。すでにLEDタイプの6PLも出ていますが、6PLはライト部分が分解できないので、あえてクセノンバルブのオリジナル版を買いました。一番左に並べてあるのが、単三2本では使い物にならなかったP7です。CR123Aを2本なら6Vなのでバッチリです。
ということで、早速全部比較してみましょう(比較好きなもので・・・)!
増えましたねぇ・・・
SUREFIREのE2Lはそれほどスペック的には明るくないのですが、TIRという集光レンズのおかげで、スポット部分はとても明るいです。SUREFIREの6Pはクセノンバルブでも明るいですねぇ!7Pも本領発揮で、広い範囲を明るく照らします。でも、実はLD20が幅広く使えてコンパクトで、一番実用的という気もします・・・。実際、普段持ち歩いているのはLD20です。
さて、楽しいSUREFIRE 6Pですが、唯一の欠点(?)は、CR123Aという、リチウム電池です。充電電池ではありませんので、遊ぶにはとてもコストが高くなってしまいます。本来は、軍や特殊部隊で、自己放電が少なく、低温にも強いのがポイントなのですが、遊びには辛いです。。
ということで、3Vタイプの充電電池を買ってみました。本当はCR123Aと同じサイズのがあるのですが、見あたらなかったのでCR2タイプです。充電器は様々なサイズに対応できるタイプです。
さすがに小さいですね。。ラジコン用のギアをスペーサー代わりに入れて使ってます。。600mAと容量もCF123Aの1400mA(だったかな)に比べて小さいのですが、自宅で遊ぶ分には頻繁に充電すれば良いだけです。
問題はLi-ionの充電電池なので、本来は3.7Vで、この製品はがんばって公称3.0Vなのですが、実測3.2Vくらいです。2本使うと6.4Vくらいなので、6V用クセノンバルブは瞬間電圧で切れてしまうことが多いそうです。LEDはもともと昇圧・降圧チップが入っているので、多少は大丈夫でしょう。7Pも6V用ですが、まあ大丈夫みたいです。
P7を使って比較してみると、
内部抵抗の違いなのか、チップの特性なのか、消費電力がかなり違いますね。明るさはまあ、多少違うかも、という感じですが、いずれにしても充電電池を使えるのは、遊びにはうれしいですね。
なお、Li-ionは過放電させてしまうと、復活できなくなるので注意が必要です。プロテクト機能がついたタイプもあるのですが、この電池はおそらくついてないみたいです。メモリー効果はないので、こまめに充電するのがいいですね。
フラッシュライトも楽しいものです!
===桜===
この季節に桜のことに触れないのは、「ひがひがしからん人(徒然草の第31段)」になってしまうので、近所の喜多院に行ってみました。満開ですねぇ!
せっかくなので、Cマウントマクロスイターの50mmF1.4、絞りほぼ開放で。ふわっとした感じと、自然な色合いがこのレンズの魅力です。
ボケが滲むような感じになるのがいいのですよねぇ・・・。なお、ほぼ最短距離での撮影ですが、風で花が揺れるので、それなりに枚数を撮らないとピントが合った写真が撮れません。。