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プログラミングでメシが食えるか!?

MacBook AirをSnow Leopardにアップグレード:ついでにHDDも交換

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すでにオルタナ内でも記事がUPされておりますが、私もAirをSnow Leopardにアップグレードしてみました。ちなみに、私の目の前のメンバーたちはすでにアップグレードを終えています。。

さらに、HDDも入れ替えてみました。アップグレードの方法は特に珍しくないのですが、HDD入れ替えは多少変な作戦を取ったので、適当にご紹介しましょう。

まず、Airは1.8インチのLIF(ZIF)コネクターのパラレルATA接続の5mm厚のHDDでないと内蔵できません。本当はSSD化をしたかったの ですが、さすがにまだまだ高く、せめて容量を増やそうと思っても、5mm厚でパラレルATAだと80GBしか手に入らないので、結局単に入れ替えるだけで す・・・。

Sl1

入れ替える際にデータの移行をどうするかで、さまざまな方法があるのですが、私はいつもHDD丸ごとコピーが好きです。ところが1.8インチはコネクターも特殊なのでいつもの丸ごとコピーマシンが使えず、仕方ないので、写真の1.8インチ用モバイルケースを買いました。これを使えばUSBで接続できます。

HDD:MK8025GAL
ケース:HDE-03

HDD丸ごとコピーは、普通はCDドライブで起動したディスクユーティリティーを使うらしいのですが、AirはUSBが1つしかないので、CDとHDD両方は接続できません(USB-HUBを使えばいいのかな?)。そもそも面倒なので、普通に起動した状態でコピーすることにしました。ところが、ディスクユーティリティーはブートドライブはコピーできないみたいです。まあ、BSDなので、ddコマンドを使うことにしました。

dd if=/dev/disk0 of=/dev/disk1

でやり始めたのですが、とても時間がかかります。途中でどのくらい進んだのかを見ようと思って、

kill -USR1 ddのPID

を実行したら、BSD系はSIGUSR1ではなく、SIGINFOなのですね。ddが終了してしまいました。うーん・・・土日にやるか、と思ったのですが、気を取り直して、

dd bs=4096 if=/dev/disk0 of=/dev/disk1

とやって、今度はSIGINFOで様子を見ると、ブロックサイズ指定なしだと2MB/secだったのが、7MB/secくらいは出ているみたいです。これなら3時間ちょっとで終わるはず、と、仕掛けたまま眠りました。

少し早めに起きて、ディスクユーティリティーで複製したドライブの修復を行いました。マウント中のドライブをそのままコピーしたので、間違いなく不整合が起きているからです。数カ所修復して完了しました。

出社してAirの分解です!

Sl2

裏蓋を外すのはとても簡単です。中を見ると感動的なほど、薄さ、特に端の薄さにこだわって作られているのがわかります。CPUファンに結構埃がたまっているので、ブロアーで掃除もしました。

Sl3

HDDを取り出すのは少々面倒です。リボンケーブルに気をつけながら、慎重に外します。サムスン製のHDDですが、リンゴマークがついてますね。

Sl4

新しいHDDに入れ替えます。HDDには保護用のスポンジが表も裏もあるのですが、綺麗に剥がせないので、半導体保護用のスポンジが目の前にあったので、それを薄くスライスして、適当に張っておきました。
組み立てて、ブートすると、ちゃんとTOSHIBAのHDDになってます!

Sl5

ここからは普通にSnow Leopardにアップグレードします。結構時間がかかります。1時間以上ですね。

Sl6

無事に10.6になりました!

仕事で使ってみると、動かないものがいくつかあり、更新するなどして、大体普段使っているものは問題なく復活できました。開発環境Xcodeも再インストールが必要です。

感触としては、全体的に高速です。Mail,Safari,Finderあたりはかなり快適に感じます。他のアプリも全体的に軽く動くような感じです。これはなかなか満足!

ということで、HDDの交換とSnow Leopardへのアップグレードの紹介でした。なぜHDDを交換したかと思われるかも知れませんが、私は以前からPCのHDDは1年に1回くらい交換することにしてます。特に持ち歩くノートPCはやっぱりそのうち壊れるだろうと思って、その前に交換するようにしてます。1年間壊れなかったということは、新品の初期不良もないので逆に安心という考え方もありますが、丸ごと複製しているので、新しい方が壊れても、すぐに古い方を使えます。
Airは分解して自分でHDDを交換すると保証対象外になりますが、もう購入後1年も過ぎましたし、ちょうどOSもアップグレードするので交換した、という感じです。1.8インチHDDはAir購入時点に比べて半額くらいになりました。それでも2.5インチに比べるとかなり割高ですが、Airの薄さのためなら・・・。

ddでのHDD丸ごとコピーはLinuxなどでも使えますし、HDD同士だけでなく、ファイルに丸ごとコピーしてバックアップ用に使えたり、CFやSDなどにも使えます。ポイントとしては、ブロックサイズを指定した方が速くなることがあることと、マウント中のものをコピーしたらきちんと修復してから使うことでしょう。なお、ddは昔からあるコマンドで、不親切なので、コピー方向を間違えたりしても忠実にそのまま動きます。くれぐれもデバイス名を間違えないように気をつけましょう。それと、Linuxなどは実行中に状況を見るのはSIGUSR1、BSD系はSIGINFOと違うことも気をつけましょう。

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