テレセールス
先日も電話セールスというタイトルで書きましたが、テレセールスに関してです。
先日、未承認広告で、「営業の新規開拓アポ取り代行」というメールが届きました。未承認広告は大抵読まないのですが、たまたま眺めてみたところ、その会社の社長がテレアポの第一人者で、著書もたくさんあると言うことで、とりあえず2冊著書を買ってみました。
電話でアポイントを取るコツをとてもシンプルに分かりやすく説明してあり、ポイントは、
・YESと言わせるような会話をする
・製品の自慢ではなく、導入後のイメージを話す
・シナリオをきちんと準備する
というあたりでしょうか。
電話での宣伝は私のところにも結構多く、総務に用件を聞いてもらってお断りしているものの多いのですが、全ての情報がいらないと思っているわけではありません。実際に初めての電話でも話をしていて興味を持ち、会ってみたくなる方もいるものです。その差はやっぱりこの本に書かれているような、プロならではのノウハウなのでしょう。
技術や製品、サービスはどれだけすばらしくても、アピールできなければビジネスになりません。情報過多な現代では、普通に広告していても気付いてもらえません。やはり本当に必要としている人にピンポイントで情報を届けなければならないのです。ブランド力の無い中小企業では、やっぱり電話で泥臭くがんばるのが一番確実なのだと思います。
その方が書かれていた、「自分で魅力を感じられないものは、テレセールスを引き受けない」というのも重要です。電話する人がやる気になれないものは宣伝できない、という感じです。声の艶が違うのだそうです。
他に面白かった話題が、テレセールスのプロは、社長の居留守を100%見抜く、という話題です。中小企業で社長が自分で電話を取って、居留守を使っても、見抜けるのだそうです。どんな会社の社長でも声のオーラ・艶が社員とは違うのだそうです。雇われ社長の私はおそらく見抜かれないだろうな、と思いますがどうでしょう?
とりあえず2冊買ってみたうちの、お勧めの1冊です。