やってみないと分からない
今日は夕方、六本木ヒルズに打ち合わせに行ってきました。その会社のSさんとは、昨年私が書いた「プログラミングでメシが食えるか!?」が気に入ったとメールをいただき、お会いして盛り上がったということで知り合ったのですが、先日当社のダイレクトメールの製品紹介をご覧いただき、一度面白い話にならないか相談しましょうということで行ってきました。
主に不正接続検知のIntraGuardianと、メール添付ファイルはぎ取りのATGatewayに興味をお持ちいただき、まずはこんな感じですという紹介を中心に楽しいひとときを過ごしました。
IntraGuardianはほとんどの方が良い製品だと仰ってくださるのですが、値付けが問題と指摘されます。59,800円という価格が安すぎるのです。もともとハードの仕入れが大体25,000円ありますので、利幅が少ないため、代理店・販売店に儲けてもらう幅が少なすぎるのです。企画を検討した当初はWEBショッピングのような感じでワンクリックで手間なく買っていただくことを想定して安くしたのですが、実際は安くても高い製品と同じような商談の進め方が多く、説明に伺ったり、貸し出したり、見積書を作成したりと手間がかかります。さらに、販売したいというお話しが多く、当初の見込みとはかなり違ってきています。
値段のインパクトはかなりあり、購入するお客さんには喜んでいただけているのですが、ビジネスとしては見直しも必要な状態というところでしょう。まずはせっかく多くのお問い合わせをいただいていますので、裏切ることのないよう、しっかり対応し、儲けは少ないものの社会貢献と共に知名度UPなどから成果を出していきたいところです。
なんでもやってみないと分からないものです。安い製品の本格的な販売は当社では初めてのチャレンジで、良い面・悪い面・中が必要な点などがたくさん見えてきました。今後に活かしてビジネスとしても成功できるよう、メンバーと共にがんばらねばと感じています。