相手をその気にさせる一言
今日は、新木場で打ち合わせ・水戸でゴルフ練習場リニューアルオープンの挨拶・日高(埼玉)のお客さん訪問、と、車で400キロ移動しました。新木場から水戸へは帰省ラッシュの大渋滞でひどい目にあいましたが、何とか予定通り最後のお客さんのところまで回ることができました。
日高のお客さんは、かつて特注CADシステムの開発などで非常に大きな規模の仕事をいただいていたお客さんで、そのお客さんとのお付き合いがなければ今のソフト開発部隊は存在すらなかったのではないかというくらいお世話になったお客さんです。
今でもメンバーが細く長くお仕事をさせていただいてますが、私がお伺いするのは数年ぶりで、昔話に花が咲きました。
中でも当時ほとんど実績のない当社に大規模開発を任せてくださったKさんは、私にとって父親のような存在で、いつもにこにこしながら話をしてくださってましたが、今日、久しぶりに再会でき、当時の話などで盛り上がりました。
大規模開発の目処がついた頃、Kさんに、「どうして実績も少なく、小さい当社に開発を依頼しようと考えてくださったのですか?」と尋ねたことがあります。「君の目が輝いてたからね。」という回答を今でも覚えています。楽しそうに提案の話をしていた私を見て、彼なら何かやってくれるだろう、と思ったということでした。その言葉が今でも私の支えになっていて、とにかく明るく前向きな姿勢をお客さんに見てもらうことが何より大切、と考えて行動を続けていますし、メンバーにも言い続けています。
実際は会社間の私も知らないような深い話し合いなどが背景にあったから、と言うことかも知れませんが、Kさんのその一言で私は大きく影響を受け、それに応えようとがんばったのです。私も「相手をその気にさせる一言」を言えるようになりたいものです。