4周年と参加型マネジメント
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最後に質問をひとつ。あなたは「すぐれた」組織で働きたいだろうか、それとも「すぐれた人のいる」組織で働きたいだろうか。
参加型マネジメントの基本を考えるときには、この質問が鍵となるだろう。― マックス・デプリー 『響き合うリーダーシップ』 (海と月社、2009年)
反射的に「すぐれた人のいる」組織で働きたいと思いました。
「すぐれた人」の定義に「すぐれた組織を作れること」を含めてしまえば、
「すぐれた人のいる」組織は「すぐれた」組織になるはず。
しかし「その人が辞めたらどうする?」と考えてみると、どうか。
「すぐれた人」が欠けて「すぐれた組織」でなくなってしまったとしたら、
それは「すぐれた組織」だったのか。
「すぐれた人」がいなくなっても「すぐれた組織」であり続けることこそ、
「すぐれた人」の仕事ではなかろうか。
組織は人の集まりですが、それ以上のものでもあります。
著者は、二者択一問題に見せかけて、人と組織のあり方を
考え抜くことを促してくれています(クリチョイの出番ですね)。
番長どの & ブロガーの皆さま、
オルタナティブ・ブログ 4周年おめでとうございます!
当ブログも、ゆるいながらも組織だと思います。
報酬にも使命にもよらずに組織の求心力を維持するのは容易ではないはず。
いまや番長の経歴書には
「日本最大級のグループブログにおける参加型マネジメントの実践」
みたいな文言が入ってしかるべきでしょう。
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