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エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

Webセミナーは日本でも定着するのかな?

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 このところのIT業界の動きでちょっと気になっているもののひとつに動画で講演を配信するWebセミナー(eセミナー)が増えていることがある。

 半年くらい前からか、情報収集のために登録している海外のいくつかの専門サイトからWebセミナーの案内がポツリポツリと届くようになり、最近では毎週2~3個の案内が来るようになった。向こうではWebinarと呼ぶらしい。ネットの帯域拡大やリッチコンテンツの普及にあわせたもののようだ。国内でもアイティメディア、日経、CNETの各社が既にいくつかのIT系セミナーコンテンツの配信を開始している。

 海外だと国が広くて移動で大変なのでセミナーをおいそれと開けない。だからWebを使ってセミナーを配信してしまえと言う発想はよくわかる。参加者側も移動しなくてすむので嬉しい。私自身でも確かに遠方のセミナーなどには出席したいと思っても都合がつけられずに残念に思うことはよくある。業界内の人間にとってはそれなりにニーズはありそうだ。

 ただセミナーには、広報・啓蒙活動や学習支援以外にリード獲得というマーケティング面もあると思うのだが、こっちの面ではどうなのだろう。セミナーに興味を持つ人を集めてそれを見込み顧客として営業活動を開始するという営業手法は実際にそれなりに効果を上げていると思うが、これって対面だからという気もする。
 Webセミナーになると沢山人が集まるかもしれないがその反面単なる物見遊山的な人が増えそうだ。ニーズのあまりないところへの押し売りほど無駄な営業コストはない。日本のように東京一極集中が進んでいる場合は、東京でセミナーを開催すればニーズの高い人ならたいていは足を運んでくれるし逆に足を運ぶというコストを費やした分だけ元を取ろう的な意識が働いてより購買意欲をそそるような気がする。なんとなくだが質の高いリードの獲得という面ではWebセミナーはイマイチのようなに思う。

 あと逆にWebセミナーを見る側の立場としても、実は動画と音声によるWebセミナー形式よりは文字と図による記事形式のほうが嬉しいこともある。読む時間のほうが聴く時間より短くすむからだ。セミナー形式の場合はその時間分拘束されてしまうのがイマイチと思うことはある。

 そんな事を思いながら今日の13:00からは、アイティメディアエグゼクティブが配信するDELLによる「ノートブックPCの新潮流」というWebセミナーを聴いてみようとしている。

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