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“軽自動車1台分の費用”でヨットを所有して港や島を旅できる、ってホント?

ヨットで「Lenovo ミニ・ワイヤレスキーボード N5902」を試してみたぜ

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船長候補生のしょくぅぅぅぅぅんん! 寒くないですかー! 今回は番外編「海で使うITガジェットのお話」」でありまぁーす。

車ならカーナビ装備が当たり前の現代において、船もGPSと電子海図を組み合わせたナビゲーションシステムがだいぶ普及しております。舶用機器としては数十万円から製品が出荷されていて、お大尽な船長たちが高価な舶来ヨットに取り付けていたりしますが、係留代だけでほぼ力尽きる平民船長としては、PCを利用した電脳ナビゲーションシステムを利用していたりするのですよ。

そのあたりの、いじらしくもつつましい話は、PC USERで、勝手に掲載している一連の超私的な連載で紹介していますが、Androidタブレットデバイスで使える無料、もしくは、安価な航海向けアプリが充実してきた一方で、PCもまだまだ手放せない状況です。特に、多彩な表示機能と高度な航海計画支援機能を備え、インターネット経由ではなく本船から直接受信したAIS情報をリアルタイムで表示して衝突警報などに対応できるPC版航海アプリケーションの存在は、ヨットでPCを必要とする大きな理由となっています。

そんなヨットに欠かせないPCですが、できることならば防水性能と耐衝撃性能を有するTOUGHBOOKを使いたい、ところですがっ、やはり個人が所有するには価格がちょっとねー(舶用機器に迫る勢い。使い勝手はPCのほうが格段に上だが)。となると、汎用のPCをキャビンに設置して、操船中は離れた甲板からディスプレイを眺め、操作するときは"ワイヤレスのキーボード"を使うことになります。ただ、狭いデッキゆえ使うキーボードは小さければ小さいほどいい。

kn_eeepcnav_06.jpg操船しているとキャビンに設置したPCはこんな感じに見えるのであった

そう考えると、レノボ・ジャパンのN5902なんか、このような目的で使うのにちょうどいいデバイスだったりするのですよ。キーボード入力は両手使いになりますが、ポインティングデバイスとしてなら片手持ちで使えるのは、時化た海で片手を舵柄から手を離せないときに重宝すること間違いなし。

なお、レノボ・ジャパンからはN5901も登場していますが、こちらはポインティングデバイスにトラックボールを用いているので、防水用のカバー(たいていの場合は台所用品の防水袋。お金に余裕があれば舶用防水パック)に入れるとトラックボールが使えなくなってしまいます。こういう意味でも、タッチパッドを用いるN5902が船で使うのには適していたりするのだなあ。

というわけで、PCを船のキャビンに設置して、離れたデッキから使う船長にとって、N5902は必須デバイス、という、完全に超私的な考察をしたところで、この番外編は終わるのであります。

k5902ob.jpg
波しぶきがかかる甲板ではこんな感じで使います

なお、N5902が想定している「リビングにある大型テレビに接続したPCを使うワイヤレスミニキーボード」という"まっとうな利用方法"で使う場合のレビュー記事もPC USERに掲載するので、そちらも参照していただければと。



Comment(2)

コメント

浜石良治

長浜さんの提唱するスマートフォンを使ったIT航法に大変興味を持っています。私は団塊の世代で18才からヨットをやっています。船は横浜市民ヨットハーバーに係留。ただ20年前に信州にIターンしたため毎週車で横浜通いです。船内にGPSはあるのですが最近は船内へステップを下りるのも億劫で。ラットを握りながらスマートフォンで情報取れれば最高です。何分に団塊の世代なので長浜さんの文章読んでも理解出来ない事も多く、あつかましいですが一度ご指南頂ければと思いメールします。

長浜 和也

Androidデバイス(スマートフォン)を用いた電脳航法については、Androidな「G'zOne IS11CA」を“ギチギチ”な航海機器に育てると、「GALAXY Tab」と「NAVIONICS」で冬の海を渡る!が参考になります。

お会いしてレクチャー、というのが親切、と世間は思うかもしれませんが、「出港したら独立独歩」「トラブル起きても自己解決」が求められる海の上ゆえ、この辺りの記事を参照にWeb検索などで情報を集め、自分で試行錯誤して習得されることを私はお勧めします。(そういう意味で、設定は経験者に完全依存、他人のサポート前提で電脳航海システムを導入して日本周遊に出る旅ヨットは大丈夫なのかいな、と思ってしまうのであった)

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