「お金」の価値が変わる?シェア時代における価値観の変化について
いきなりですが、個人的に
今後、「お金」の価値がどうなっていくのか
楽しみな部分の一つだったりします。
というのもソーシャルメディアで人々が
個人ベースで繋がり、情報やモノを
シェアしていくこれからの時代で
最も価値を持つものはお金よりも
「ネット上での評判」ではないかと思うのです。
※すでにネットもリアルも変わりありません。
その理由の一つとして今米国を中心に普及している
シェアサービスを最も有効な形で享受できるポイントというのが
モノを共有する(される)相手に対する評判(信頼)に
どんどんシフトしていくと思うからです。
(世界各国では
車、部屋、おもちゃ、服、スキル、庭、オフィス、音楽、お金など
P2Pを前提とするシェアサービスが大きな盛り上がりを見せています。
※詳しくはこちらを⇒シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略)
同じモノを共有するなら信頼できる人と。
と思うのは至極当たり前の考え方でしょう。
また、若者の間では好きな映画だからという理由で
ブルーレイ機器を持ってないにも関わらず
ブルーレイディスクを買うといった「応援消費」
という消費行動も出てきています。
雑誌「広告」のシェア特集で
岡田さんの面白い考え方がありました。
「発信し続ければ、エリートになれる。しかし人格は統一しなければ
ならない、エリートに2つの顔は許されない」
私の解釈としては
『日常のコミュニティを超えた世界基準としての
「個人=エリート」として生きるのであれば、
自己のアイデンティティを徹底的に磨くことが必要』
ということだと解釈しました。
もちろん磨くだけではダメで、
有益な形で発信していかなければいけませんが。。
結局は「与えることは受け取ること」なのです。
今のうちの自分の得意なことを積極的にインターネットを
使って発信していけば、これから本格的に来るであろうシェア時代に、
お金以上に価値を持つ「評判」を得られることでしょう。
困った時の「信頼」や「評判」ほど重宝するものはありません。
(個人的には「信頼マネー」を発行するサービスがそろそろ
でてきてもいいのでは!と最近思ってたりしてます。)
一つ言い切らせて頂くと
「本当の意味でのフォロワーはお金では買えません」ということです。
Facebookを始めとして、実名を軸とした
コミュニケーションが求められる透明化社会に
なりつつある今こそ、いち早く自分自身を徹底的に
オープンな存在にして、信頼を勝ちとっていくことが
これからの時代を楽しむ一つの方法であると思います。