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ビジネスをアートする?!社会をアートする!?コミュニケーションアートから見た時代の新潮流

クリエイティブシンキングの原動力

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書店に行くと、佐藤可士和氏の「クリエイティブシンキング」が平積みになっていて、クリエイティブってなんだろう?どうしたらクリエイティブになれるんだろう?と考えている人がますます増えていることを実感します。

この書籍、クリエイティブシンキングの例がとてもやさしく書かれていて、どんな人もクリエイティブでありうるんだと感じさせてくれます。また、クリエイティブな仕事をしている人間にとっても、そうそう、こういう風に常日頃やっているよな~と無意識にやっていることを、わかりやすく書いてくれています。

ただ、私がこの書籍から読み取ったのは、その裏に隠れているクリエイティブシンキングをパワフルに繰り返す彼の原動力です。なぜそこまで考えるのか?それは仕事だからというレベルを越えて、彼には彼にしかない強烈な原動力があるのだと感じました。

実は、クリエイティビティを発揮するためにまず重要なのは、「考え続ける」「チャレンジ続ける」「繰り返し磨き続ける」ための、その人の中の原動力です。そしてそれをどう自分の中に見つけるかが、最大のポイントです。

Kimi1971では「原動力」を見つけるためには、どうしたらいいのでしょうか?

それは案外単純です。まず勇気を持って自分を表現してみる、それも何度も何度も表現し続ける。そして客観的な自分が、表現し始めた自分をサポートする(※重要!)、認識する、検証する。その繰り返しの中で、少しずつ自分の中にある原動力に触れることができるようになります。

まさにビジョンワークショップ体験していただいている「対話」「発見」「表現」の繰り返しです。そしてその中で、自分の中のクリエイティビティも同時に育っている。というのが、一番健全にクリエイティビティが育つプロセスです。

このプロセスは、スポーツを習得する時と似ていて、細かいポイントはたくさんあるのですが、大きくはそのような流れです。

通常の勉強のように、効率のいい学習方法はありませんがインナーマッスル鍛えると基礎代謝が上がるように、ジワジワとロジカルシンキングの質の向上にも効いてきます。

ちなみに写真は、木に登ろうとしている小学2年生の私@代々木公園へ遠足。私もやってみたい!できるはず!は私の原動力。周りにサポートされている図が私らしい(笑)

たくさんの人に、自分の中にある気持ちを勇気を持って表現し、行動へ繋げ、そうすることの楽しさを思い出して欲しいなと思います。

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