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ビジネスをアートする?!社会をアートする!?コミュニケーションアートから見た時代の新潮流

誰もが創造を楽しむために生まれてきた。

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Wsこちらはある美術館の展覧会ポスター。

というのはウソで、昨年の一年間で弊社のスタジオで行われたワークショップで生まれた「未来を描くために描いた絵」268作品のポスター。

参加した方々は、このポスターに自分の作品を見つけては笑顔(照れ笑い?)になり、気になる他の作品について語り始める。

ほとんどの人が絵を描いたのは子供の時以来、ましては絵という表現方法で自分を表現することもはじめてな人たちだ。

昨年、外資投資会社にお勤めで、現代アートのコレクターという方が来社されて、この作品群を見て絶句された。そして一言「自分が求めているものがここにあるのかもしれなが、この世界を受け入れるには10年かかるかもしれない・・・」

市場で評価されている現代アートを購入することは、それはそれで豊かな行為。

ただ、もしアートに触れることで「創造のパワー」「自由への欲求」「美への探求」「芸術の神秘性」・・・を求めているのなら、真摯に創造に向き合うアーティストの行為をもっと身近で垣間見たり、自ら主体的に表現行為を体験することを、お勧めします。

藝術表現とは本当に不思議。なぜここまでして人は表現するのだろう?それはなぜ人が生きるのだろう?の問いに似ていて奥が深い。

私たちが提供するワークショップも、そんな「ここまでして表現する」自分と他者に出逢える場。そして過去に自分で創った無意識の「枠」を、新たに広げることができる場。毎回人間なら本来誰もが持っている力を感じることができるので、運営側もホント飽きることがない。ってことでブログに何度も書いてしまう。

先日参加していただいた、富士フィルムデザインマネージャーの磯村さんのブログには、ワークショップの所感と一緒にエイブルアートについても触れています。私もホワイトシップを立ち上げた頃、視覚障害者の方と美術館にご一緒したことがあります。まさにこれも主体的にアートに向き合う衝撃的な体験でした。

アートマネジメントの立場としては、そんなエッセンスを知的創造の必要な組織の中でどう仕組み化するのかが、日々の「創造の楽しみ」です。

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