オルタナティブ・ブログ > 白船社長のアートコンセルジュブログ >

ビジネスをアートする?!社会をアートする!?コミュニケーションアートから見た時代の新潮流

現状維持装置を解除すること

»

今週はホント寒いですね。

先日の雪の日は檜町公園もすっかり雪景色。

臨場感のない写真ですが、都会でも芝生の部分にはきれいに雪が積もるものなのですね。

翌日は芝生まみれの、雪だるまの残骸が残っていました。(笑)

P1080694_2

ところで今年は「創造」し続ける年と宣言しましたが、それはとても自然なことなんだな~と実感しながら過ごしています。

生命が変容する、細胞レベルで起こっているようなこと。

植物が育つように、太陽の光り向かって伸び続けること。

そしてつまりは、自分の枠組みをはずし続けるということ。

私にとってそれは「成長」というより、「創造」という言葉の方がぴったりきます。

そんな中で、数人の方から、新しいことを踏み出す場合に感じる不安について相談されました。「AからBになる、Aを否定しBになるイメージではなく」「AからBが生まれ、拡大するイメージを」というお話をしました。

創造するって本来はとても楽しいことなのですが、経験が豊富であればあるほど、足場がなくなるような不安を感じるものです。そのような状態を、うまく言いえているのが「現状維持装置」。

仲間が使ったことから、私の中でも最近流行っている言葉です。

これは「創造」を一時停止してしまう装置のこと。人は自分が拡大する予感がする時、無意識にそれを避けてしまったり、急に雑務に追われてそのことを後回しにしてしまったり、はたまた不安に駆られマイナスの要因を並べて行動しない理由にしたり・・・いろいろな心の動きが起こります。

自分自身も、意識して自分の行動を注目していると、細かく現状維持装置のスイッチがついたり、消えたりしていることに気がつきます。

で、気づいたらもちろん、解除です。

子どもの頃のようにパワフルに「創造」し続けるために、植物のように伸び伸び成長するためには、「目指せ~完全解除」ですね。

Comment(2)