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ビジネスをアートする?!社会をアートする!?コミュニケーションアートから見た時代の新潮流

パブリックアートについて考える

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  毎月新月に有志が集まる勉強会も早いもので、12月で5回目になりました。

そんなところで印象的な11月のご報告。

メンバーの提案で、東京ミッドタウンのアートユビキタスツアーに参加&パブリックアートについての勉強会。

ずうずうしくもミッドタウンと檜町公園を自社の庭のように楽しんでおきながら、おさまらない混雑に足が遠のいていたので、とてもいい機会になりました。

当日は生憎の雨だったので、2組にわかれて「雨の日コース」に参加。(精密機器のため雨の日は施設内のみになります)

見学後のミーティングは、スルガ銀行に勤めるメンバーの計らいで、同社の会議室にて開催。スルガ銀行さんは、ここミッドタウンでD-Laboという新しいトライアルをされているだけあって、さすがオープンなご配慮と美しいビュー。

ミーティングではパブリックアートの歴史について、KUNIさんの簡単な講義があった後、ユビキタス機器の使い方について、セレクトされている作品、作家さんのコンセプト、空間との相性や展示方法、建築計画との関係など、さまざまな角度で、パブリックアートについて活発に意見が交わされました。

またメンバーのかおりちゃんからは、イサムノグチが設計した「モエレ沼公園」訪問レポートがあり、その熱い語りと紀行写真に一同、興味深々。アーティストが建築からすべてを手がけた事例は、ミッドタウンで感じたことと対称的だったので、より幅の広い話になりました。

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最後にメンバーのひとりからは、来年春あたりに「直島」ツアーをしたい!とのラブコールもあったりして、美術館ツアー熱が高まってきました。

モエレ沼公園はもちろん、直島、金沢21世紀美術館、モエレ沼公園、海外・・・・今後どんな展開になるのか楽しみです。

ちなにみパブリックアートとは第二次世界大戦後のアメリカで生まれた用語。アート自体がもともとパブリックの要素が強いことや、それこそアルタミラの壁画からパブリックアートだったのではないか?という話になれば、これまた幅広い話になっていきます。どちらにしても、そこでどのような「対話」が生まれるか?それが一番興味のあることころだし、重要なのではないかと思いました。

この勉強会、12月はアートイベントや展覧会の企画について。1月は実際、それぞれがアートイベントや展覧会などの企画発表するという宿題ありの勉強会へと続きます。

毎回いい勉強会になればと、実はちょっと緊張して運営していますが、みなさんのお陰で将来楽しみな勉強会に育ってきています。

Comment(3)

コメント

先日参加した東京21cクラブ(丸の内のこれからを考える)のフォーラムで
「東京R不動産」の中の人が
世の中をホッとさせるようなゲリラなパブリックアートが
足りないというコメントをなさっていました。

日本のパブリックアートは「パブリック」の
ネガティブな要素に結構足を引っ張られてしまっているような気がします。

そうですね。日本のパブリックアートは、厳密に言うと明治以降機能していないのかもしれません。
先日も投資会社の方が、日本の文化度は低いことが心配だとおしゃっていましたが、硬直した仕組みとは別に、新しい仕掛けをしないと~!ともくろんでおります。
そうそう「R不動産」にも一度おじゃましましたよ。

はじめまして。
沖縄でアート関係の企画を考えている者です。
「社会意義 アート ビジネス」というキーワードで面白い記事はないかと検索していたらこのブログにたどり着きました。
パブリックアートについては僕も思うところがあるのですが、個人的には一度名称を変えて考え方を再構築しないとうまく機能しないのではないかと考えています。
今風の言い方にするならソーシャルアートと言い換えて「公」ではなく「社会」との関係性の中にアートを置いたほうが良いのかな、と思います。

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