昨年DeNAが買収した『iemo』の純損失が4300万円など：１分で読める注目の非上場企業の決算まとめ

2014年10月にDeNAが『MERY』とセットで５０億円で買収した、住まいに特化したまとめサイト『iemo』を手がけるiemo株式会社の純損失4300万円＆利益剰余金△1億7800万円、2015年10月5日の決算速報です。

第２期決算公告　10月1日官報120頁より

　当期純損失（2015年3月31日現在）

△43,326千円（-）

　利益剰余金（2015年3月31日現在）

△178,533千円（-）

企業情報

　企業概要

2013年12月に設立。主要事業は住まいに特化したまとめサイト『iemo』。代表の村田マリ氏は、CA新卒1期生として入社、退職後の2005年3月に、1社目の創業となるコントロールプラスを設立し、2012年1月にソーシャルゲーム事業をgumiに譲渡しているシリアルアントレプレナー。

　最近の動向

買収時のiemoの月間アクティブユーザーは150万人だったが、現在は500万人を超えている模様。当面はプラットフォーム化すべく、収益化ではなく、事業拡大に注力とのこと。

　その他企業情報

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決算数字の留意事項

基本的に、当期純利益はその期の最終的な損益を、利益剰余金はその期までの累積黒字額or赤字額を示しています。ただし、当期純利益だけでは広告や設備等への投資状況や突発的な損益発生等の個別状況までは把握できないことがあります。また、利益剰余金に関しても、資本金に組み入れることも可能なので、それが少ないorマイナス＝良くない状況、とはならないケースもありますので、企業の経営状況の判断基準の一つとしてご利用下さい。

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