中国・天津旅行記(4) 五大道と金融街~建物の博物館のような街
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天津の歴史を語る上で、「租界」や貿易の一大拠点であることを外して語ることはできない。今回はその歴史を感じることのできる「五大道」と金融街の街並みを、また写真を中心に紹介しよう。
「イントロ」でも書いたように、天津は、19世紀後半から20世紀前半にかけて、欧米の列強(イギリス、フランス、アメリカ、ドイツ、イタリア、ロシア等)により「租界」と呼ばれる「外国人居留地」がつくられた歴史をもつ。そして、古くから、中国北部における貿易と金融の重要な拠点であった。そのため、多くの古い西洋式建築物が街のあちこちに数多く残っている。
●五大道 著名人の旧居がお洒落すぎる
天津市の中央部には、「五大道」と呼ばれる、歴史に名を残す著名人の旧居がたくさん集まる地区があり、ちょっとした観光名所になっている。
「五大道」の時計台
顔恵慶旧宅
有名な外交官だったそうです。
張学銘旧宅
有名な愛国人士だそうです。
●金融街 古い銀行やオフィスの建物が渋すぎる
金融街は、まさに150年前の租界の歴史を象徴するように、西洋のさまざまな国の建築様式がみられる。その数の多さに圧倒される。
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