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Android Marketのアップデートで返品可能時間が1440分(24時間)から15分に98.96%も短縮されることに。

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商用のアプリケーションを売る側の立場ではなく、お金を支払うユーザの立場として考えてみると、期待すべきアプリケーションなのかを見極めるためには

  • 無償で評価版アプリケーションを提供して欲しい
  • 機能的な制限を設けずに提供して欲しい
  • 評価検証に必要とされる時間(期間)の利用を可能として欲しい

という勝手な要望があります。

企業向けであっても、コンシューマ向けであっても、高額でも、廉価でも、そうあって欲しいと思う人が多いでしょうし、そのように対応するアプリケーションベンダーも多いかと思います。

MarkethomeGoogleのAndroidマーケットは、アプリケーションベンダーではなく、アプリケーションを提供するプラットフォームなので、ベンダーの為にという施策をもって商用アプリケーションの繁栄・商売繁盛を目指す事はとても重要なことだと思います。

もちろん、コンシューマの為にも、考えて考え抜かれた施策を図る、継続的なアップデートを行うということで、間違いないでしょう。

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そして今朝に、GAPSIS.JPサイトにて、

Google、Android Market上の有料アプリ返品期限を24時間以内から15分以内に変更へ

なるニュースが掲載され、タイトルだけで「うーむ」と唸ってしまいました。

もとネタのandoroid developersサイトでも確認してみましたが、確かに10日付のポストで、

Android_developers
Android Market Client Update
Posted by Dirk Dougherty on 10 December 2010 at 6:08 PM

今後2週間で、Android1.6以上の全てのAndroidマーケットアプリにて、アップデートを実施するということで、アプリそのものは、使いにくいというか現状を解消する事がとても重要かつ有効な手段であることは間違いないでしょうし、先日も『関連』タブが追加され、マイナーであっても使いやすくなる事は、ハッピーですよね。

一方で、記事本文を読み進めると確かにあります。

『Since most users who request a refund do so within minutes of purchase, we will reduce the refund window on Market to 15 minutes.』

さらっと。

1440分が15分ですから、98.96%ものカット(あるいは、1/96(96分の1)に時間短縮)ですね。 多くのユーザが<返品による>返金をリクエストするのは購入から数分以内であることから問題無いであろうということなのでしょう。

問題ないかもしれないですし、評価試用期間を利用期間とする、つまり著作権としてはおそらく実利用に対する権利を付与していないと思われるので、不当な使用を「評価している」という理由でお金を払わないヒト(実際は一旦払って返金ですね)、特にゲームなどで遊んで消すという行動が、このような規制を生んでしまったのではないかと思い、とても残念です。

15分で判断できるアプリもあれば、もっと長い時間を要するアプリもあるはずで、できれば、デベロッパーに、任意の時間を設定させるような権限があれば、より良いプラットフォームになるのではないかと思うわけです

がしかし・・・アプリ売上のレベニューシェアも貴重な収益ですし、おそらく、多くの、あるいは殆どのユーザとアプリベンダーに受け入れられるかもしれませんね。

なんとなくですが、iPhoneユーザのiPhoneアプリと異なり、有料のアプリを買っている人がかなり少ないのでは?なんて思っていたりするので(ちょっと数字を探してみようかとも思うのですが、感覚でスミマセン)、だとするならば影響がかなり小さい。 タダで使っているだけのヒトからの反発は、短期的には売り上げ低下などの影響もないでしょうし。

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さて、こんなAndroidマーケットですが、今後は、評価試用が短くなり、より有用な情報がないと買いにくくなりそうですから、Androidアプリを買っても良いと思う人のための何かをそろそろ始めなければ。そんな事を考えさせられるニュースでした。

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