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事業アドバイザーとして活動する以前は、会社の経営者として様々な事業を立ち上げていました。その時代の失敗談、成功談から最近の事業アドバイス事例、改善事例など、事業繁栄のヒントになる実体験を書きます。

ネットの有料コンテンツについて

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今週のお題が「ネットの有料コンテンツについてどう思う?」になっていましたので、ネットで有料コンテンツを販売している身として思うことを書いてみます。

私の有料コンテンツは「有料メルマガ」です。
有料メルマガが「ネットの有料コンテンツ」になるのかは知りませんが、まあいいでしょう。

私の場合は、「有料メルマガ」というだけに優良な内容を書いています。(おいおい・・・)

日刊メルマガで、平日は無料版として誰でも登録できるようにしてあり、土、日は「有料版」として月額500円で販売しています。

無料版も有料版も有益な内容を書いているのですが、有料版は事業に直結する具体的な内容を書いています。

要するに、無料では書けない内容を有料版では書いているということです。

私が提供する商品には形がありませんので、まずは無料版を読んでいただき、もっと具体的で有益な情報を知りたい方には有料で提供しているということです。

内容が明らかに違いますので、同じシリーズのメルマガで無料と有料を分けるのは何の問題もありませんし、自然なことです。

ネットに限らず、有料コンテンツは優良な内容になっているはずですので、有料コンテンツの存在は普通のことです。

形があろうがなかろうが、価値があるものに相応の対価を払うのは当然のことですので、有料コンテンツがあるのは普通のことなのです。

ネットでダウンロードできるコンテンツには価値がなくて、同じ内容をDVDに焼いたり紙に印刷するなどして、鉄板でできた箱に入れて郵送すれば価値が出るわけではありません。

ただ、ネット上では変なやり方が蔓延している事実があります。

私の元にも相談が寄せられていますが、無料でいろんなコンテンツらしきものをばらまき、高額な商材を買わせたり、塾と称するものに入会させようとする動きが盛んなようです。

それらは、うまく誘導するように考えられていますので、ついつい流れに乗ってしまいそうになります。

流れに乗ったら最後、いつの間にか何十万円ものお金を払っていたというパターンです。

情報起業家とかいう人たちは、いろんなテクニックを駆使していますので、素人はついつい流されてしまうんですよね・・・。

個人的な意見としては、「セールスレター」と呼ばれる長いページは見ない方がいいと思います。

スクロールバーが2ミリくらいになっていて、「一体、何ページあるんじゃ?」と思うくらい1ページが長いやつです。(笑)

後悔している相談者に共通しているのは、「その時はこれしかない、これでいけると思ったけど、やりながら冷静に考えると、正気に戻った」という意見です。

こうした手法で誘導するのは良くありませんが、誘導される方に問題があります。

目に見えない商品ですので、やってみなければわからない点はありますが、本当に自分に必要かどうかを冷静に考える必要がありますね。

あと、「ネットは全部無料で当然だ!」と叫んでいる人がいて、それが知名度のある人であれば、その通りだと思ってしまうこともあるようです。

その「無料」という中にはコンテンツも入っているようですが、これは全くとんちんかんな意見です。

ネットはあくまでも情報を得る手段ですので、ネットだから何もかも無料で、人からリアルに聞いたら有料というのは間違いです。

ネットもリアルも考え方は同じです。

有益で価値があるものには、対価を払うのが当然なのです。

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