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事業アドバイザーとして活動する以前は、会社の経営者として様々な事業を立ち上げていました。その時代の失敗談、成功談から最近の事業アドバイス事例、改善事例など、事業繁栄のヒントになる実体験を書きます。

仕事を変えるタイミング

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軽貨物運送をスタートしたものの、請負先のトラックに乗って、淡々と仕事をする日々が続きましたので、「このままでは何の進歩もないなあ・・・」という思いが日増しに強まってきました。

私と同じ立場で仕事をしている人は、あと二人いたのですが、年齢的には40代と50代くらいだったこともあってか、何も不満を感じていないようでした。

口では、「毎日、毎日これじゃあのう・・・」と不満がありそうでしたが、特に何も行動することはありませんでした。

それよりも、私の目にはそれで満足しているように映っていました。

今後の話をしたこともあったのですが、特に何も考えていないことがよくわかりました。

不満や愚痴を口に出すものの、それをどうすればいいのかということが全く出てこなかったからです。

雑談としては良かったのですが、ビジネスとしては全く話にならない会話でした。

こうして、「何かしなければいけない!」と思いつつも、何をどのようにすればどうなるかということがわからない日々が続いていたと思います。

私の性格からしても、同じことを淡々とこなすだけでは不十分ですので、いろいろと何かを考えて、やろうとしていたと思います。

また、仕事をしている時間以外で、何かをやっていたような気がします。

残念ながら、そのあたりの記憶は消えてしまったようですので、思い出せません・・・。(汗)

何かをやっていたとしても、メインの仕事が同じであれば、大して何も変わることはありません。

そこで、請負先を変えてもらうことにしました。

かなりハードな条件で半年くらいやっていましたので、こちらの意見も十分に通るだろうと思ったのです。

1、2ヶ月で辞めてしまえば、中途半端になるかも知れません。

私からスタートした仕事ですので、短期間で辞めてしまっては、なおさらそうなってしまいます。

それでは、お金をもらう資格はありませんので、やり始めた以上は、ある一線までやるべきなのです。

その一線は仕事によって違ってきますが、今回は簡単に引き継ぎができるかどうかですね。

すでに、効率的なやり方や配送ルートは確立していましたので、次の人が苦労しなくても、スムーズに配送できるようになっていました。

これで、十分に意見が通ると考えたのです。

そして、親会社に言いに行きました。

と思ったのですが、たぶん電話一本で済ませたと思います。(笑)

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