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事業アドバイザーとして活動する以前は、会社の経営者として様々な事業を立ち上げていました。その時代の失敗談、成功談から最近の事業アドバイス事例、改善事例など、事業繁栄のヒントになる実体験を書きます。

居眠り運転とお金

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この当時の私は、コンクリート製品製造の下請けと、プロパンガスの配送をやっていました。ということで、別の仕事をしてもらうと言っても、コンクリート製品製造の現場仕事しかありません。

プロパンガスの配送に慣れた頃だったのですが、こちらの仕事に変わるように伝えました。ここでネックになったのは通勤距離です。車で片道1時間近くかかる距離ですので、かなりの負担になると考えたのです。しかし、ずっとプロパンガスの配送を続けてもらうのは、お互いのために良くありませんので、決断して伝えることにしました。

その時は、やはり給料の話が一番に出たと思います。(笑)

プロパンガスの配送が思ったよりも稼げなかったので、次はいくら稼げるのかが気になるのは当然です。また、さにらケツに火が点いた状態ですので、仕事内容よりも「金、カネ、かねー!」だったということです。

そして、通勤距離の話も出ました。彼はそれほど気にしていなかったので、「ちょっと時間がかかるけど、大丈夫でしょう!」という感じでした。

ここで、私が心配していたのは居眠り運転です。車に乗ることや通勤時間は、言わば、「ええ年こいたおっさん」ですので、特に気にすることではありません。とにかく、居眠り運転だけが心配だったのです。

私は、それまでに大型トラックで一日に何百キロも走っていましたので、居眠り運転の怖さというか状況をよく知っていました。普通の通勤でも、長時間の運転になれば眠気が襲ってくるはずです。

ちなみに、多くのトラックドライバーは、寝ながら運転する特技を持っています。(驚)居眠りをしながら、トラックを運転し続けているのです。ちょっと怖い話ですが、ある程度の距離を走っているトラックドライバーであれば、誰もが経験していますし、日常的にやっている人もいます。

もちろん、そうなる前に休憩するなどして眠気を覚ます必要があるのですが、その時間がもったいないのと面倒なので、何とか我慢して運転しているのです。その結果、事故につながることも少なくありません。

また、コンクリート製品製造の仕事は、かなり体を使いますので、一日が終わったらへとへとになっています。しかも、一日8時間程度の労働ではありません。その仕事をして、1時間近く運転して帰るのは、居眠り運転の心配があって当然です。

朝も、早ければ6時くらいから仕事をしますので、同じように居眠り運転の心配があります。これを考えると、本当に悩んだのですが、仮に通勤距離が半分になっても、居眠り運転の心配がゼロになるわけではありませんので、十分に気を付けてもらうことを伝えました。

そして、コンクリート製品製造の現場に来てもらうことになったのです。

決め手になったのは、やはり「お金」でしたね。普通なら稼げないような金額が稼げますので、これは大きな魅力です。そのためには、少々の通勤距離も苦にならないという感じでした。

この時は、お金を目的にして頑張ってくれればいいと思っていました。また、私でなくても、誰かの目の届くところに置いておけば、しっかり仕事をするだろうと思っていたのです。

ただ、そうなるとプロパンガスの配送をどうするかという問題があります。私がやるのは問題ないのですが、誰が彼に仕事を教えるのでしょうか?

彼が最初の社員のはずですので、誰も教える人がいないはずです。そう考えると、すでに別の社員がいたのかも知れません。ん~・・・謎だ・・・。

次回までに思い出す努力をしてみます!


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このペースで書いていけば、いつまで経っても話が終わらないことに気が付きました。(汗)終わらないことはないのですが、かなり長いシリーズになってしまいそうです。

私は、骨董品の収集を少ししているのですが、このブログと共通点があります。

骨董品は新たに生産することができません。過去も新たに作ることはできませんので、ここに共通点があります。

しかし、探せば骨董品はたくさん出てきます。私の過去も、探せばたくさん骨董品が、いや、骨董品のように価値があるものが出てくるのです。

ということで、気にせずに成り行きで書いていくことにしよう!

あと、今日の内容には、大きなビジネスのヒントがありますよ!何も考えずに読んだ人は、注意して読むとヒントに気が付くかも!?

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