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事業アドバイザーとして活動する以前は、会社の経営者として様々な事業を立ち上げていました。その時代の失敗談、成功談から最近の事業アドバイス事例、改善事例など、事業繁栄のヒントになる実体験を書きます。

直感で不安を感じた正体

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彼と最初に会った時には、直感で不安を感じていました。それが現実となったという感じですね・・・

まず、「調子が良すぎる」ことに不安がありました。6歳も年齢が離れていると、何らかのプライドが見え隠れするはずです。ビジネスに年齢差は関係ないと言っても、20代半ばの若造が自分の社長になるわけですから、何らかのプライドというか、強みというか自信を見せて、存在感のアピールがあってもいいと思います。

でも、そういう雰囲気は全くなくて、同年代のような感じでした。それは決して悪いことではありませんし、変にプライドを見せるよりはいいことです。しかし、それは自分を調子良く見せることではありませんし、自分を卑下することでもありません。人間力があって、同年代のように感じられるのならいいのです。

今回は、この現実になっているわけですから、お調子者だったということです。

そして、仕事なら何でもいいという考えがダメだとわかりました。「とにかく、雇ってもらえるならば何でもやります!」という姿勢でしたので、積極的な人だと思っていました。でも、よく考えてみると、給料をもらう以上は、何でもやって当たり前ですよね。

「何でもやります!」と言う前に、自分が何をやりたいのかを明確にしておく必要があるということです。それで、自分がやりたい仕事を決めて、志望する会社を決めるということですね。

自分のやりたい仕事がないということは、給料さえもらえれば何でもいいということになります。「お金さえ稼げれば、何でもやるわい!」ということです。誰もが給料をもらうために仕事をしているのですが、「金、金、金じゃ!」ではダメということですね。

なぜダメかというと、お金ばかりを考えている人は、少しでもお金になる仕事があったら、さっさと辞めてそっちに行ってしまうからです。また、こういうタイプの人は、あまり仕事ができません。やることは半人前でも、言うことは一丁前ということですね。(笑)

当時は、ここまで深くわかりませんでしたが、直感が当たったことに間違いはありませんでした。ちなみに、私に彼を紹介してくれた人は、いい加減な人には見えなかったと言っていました。

つまり、お調子者でいい加減な人だったということです。「いい加減な人」はちょっと言いすぎですが、ルーズな人だったということです。(あまり変わらないかも・・・)

とにかく、月曜日には会うことになるはずですので、「うーん、どう言えばいいのだろうか・・・?」と悩んでいたのでした。

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メルマガを書いている時は、タイトルさえ決まれば、手が勝手に動いて書いていくという感覚です。
メルマガ「発想のヒント」

昔のことを思い出しながらブログを書いていると、メルマガに近い感覚になってきました。しかし、はっきりと覚えていない部分が多いため、考え込んでいる時もあります。(笑)


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