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CRMシステム作っている会社に勤めるシステムエンジニアの日記帳。

久しぶりに無性にシンセが弾きたくなりました。

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今年もいろいろな事件があったが、今日は正直驚いた-小室哲哉逮捕。

オレが高校生だった頃、TM-NETWORKは全盛期だった。すぐにハマった。聴いてるだけじゃ物足りなくなり、オレもシンセサイザー買って楽譜集を見ながら練習した。一番得意だった曲は「Human System」。モーツアルトのピアノソナタから始まるこの曲は、彼の十八番とも言えるコード進行を持つ曲の1つだ。さらにこの曲がタイトルとなったアルバム「humansystem」は、今でも名作の1枚だと思う。

オレが一番最初に買ったシンセは、YAMAHAのEOS-B200だった。このシンセ自体がYAMAHAと彼とのタイアップ製品で、彼の名前を冠した音色カードもリリースされていた。その後、下手ながらも作曲や作詞とかして遊ぶようになり、一番ハマってた頃は、EOS-B200+SY-77TG-55Macintosh LCに繋いで打ち込んでた。SY-77買うのは正直しんどかったが、その頃彼がメインで使っていたシンセであり、どうしても欲しかった。むちゃくちゃバイトした。

音楽著作権はややこしい。プロは多くの場合において、著作権を個人で管理するのではなく音楽出版社に委ねる。さらに音楽出版社はJASRACに信託する。元々著作権は著作物の誕生と共に発生するものであり、登記や登録をもって発生するものではない。無形なものであるが故に、現物引き渡しをするわけにもいかず、二重で譲渡するような事態になってもわかりにくいんだろうと思う。

あれから20年。ここしばらくテレビでは見なくなっていたが、9月に放送された「オールスター感謝祭」で久しぶりにその姿を見た。懐かしかったし、カバーとは言えまたCD出すんなら買ってみようと思った。自分の若かった頃の大部分の時間に影響を与えてくれたアーティストだ。刑事事件での逮捕は複雑な気持ちになる。久しぶりに、何か弾いてみたい衝動に駆られた。

よくよく考えてみたら、TM-NETWORKにハマった→シンセを買った→打ち込みをやりたくてMacを買った→Mac使えるんならとDTPのバイトに誘われてデザインやるようになった→IllustratorとPhotoshopの使い方を覚えた→流行り始めていたホームページ作りに興味を持った→ウェブアプリのプログラミングに興味を持った→システムエンジニアになった(今、ここ!)という人生を送ってきているオレ。TM-NETWORKがなければ、システムエンジニアとしてのオレはここにいなかったのかも知れない。

今はただ、今後の展開を見守りたいと思う。

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