Love at third GLANZ
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知人からの依頼でテクニクス「SL-1300」をお預かりして整備しています。
オートスタート機能が誤作動するので、カム機構の一部を撤去してオートリターンのみ動くようにしました。
モーターの回転子(マグネット)とプラッターを一体化した構造になっていて、ターンテーブルを外すとボディ側にはコイルだけが残る。ユニークなデザインの駆動系。
付属していたカートリッジはビクターの「Z-1S」
GLANZ(ミタチ音響)のOEMで、現在GLANZブランドを継承しておられる濱田政孝さん(株式会社GLANZLAB)が設計を担当されたもの。
こちらはGLANZが自社ブランドで展開した「MG-2S」
ビクター「Z-1S」の交換針が装着可能。ただしボディ基部の形状が異なるため「MG-2S」の針を「Z-1S」に挿入することはできません。
こちらはシャープの「CART-101」
これもGLANZ(ミタチ音響)のOEMで、濱田政孝さんの手によるもの。
偶然が重なって、三つのGLANZ製カートリッジが手元にあります。
個性が一番強いのはGLANZオリジナルの「MG-2S」で、出力が高く力強い音。ロックミュージックと相性が良い。ビクター「Z-1S」とシャープ「CART-101」は、どちらも全体のバランスが良い。歌ものに最適。
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