オルタナティブ・ブログ > モノを買わなくなった時代、ほな何やったら買うてもええねやろ? >

大量消費をボイコットしはじめた生活者視点からのインサイトメモ

Love at third GLANZ

»

知人からの依頼でテクニクス「SL-1300」をお預かりして整備しています。

1200720_tech.JPG

オートスタート機能が誤作動するので、カム機構の一部を撤去してオートリターンのみ動くようにしました。

1200720_coil.JPG

モーターの回転子(マグネット)とプラッターを一体化した構造になっていて、ターンテーブルを外すとボディ側にはコイルだけが残る。ユニークなデザインの駆動系。

1200720_victor.JPG

付属していたカートリッジはビクターの「Z-1S」
GLANZ(ミタチ音響)のOEMで、現在GLANZブランドを継承しておられる濱田政孝さん(株式会社GLANZLAB)が設計を担当されたもの。

1200720_glanz.JPG

こちらはGLANZが自社ブランドで展開した「MG-2S」
ビクター「Z-1S」の交換針が装着可能。ただしボディ基部の形状が異なるため「MG-2S」の針を「Z-1S」に挿入することはできません。

1200720_sharp.JPG

こちらはシャープの「CART-101」
これもGLANZ(ミタチ音響)のOEMで、濱田政孝さんの手によるもの。

1200720_denon.JPG

偶然が重なって、三つのGLANZ製カートリッジが手元にあります。

個性が一番強いのはGLANZオリジナルの「MG-2S」で、出力が高く力強い音。ロックミュージックと相性が良い。ビクター「Z-1S」とシャープ「CART-101」は、どちらも全体のバランスが良い。歌ものに最適。

Comment(0)