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大量消費をボイコットしはじめた生活者視点からのインサイトメモ

自動車入門者のための自動車選び入門(手動変速機の運転免許取得希望者向け)

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友人の息子さんが大学受験に合格し、さっそく運転免許を取得したい、しかもAT車限定免許ではなくMT車も運転できるようになりたいという。

見上げたもんだよ屋根屋の〇〇〇〇♪

自動車の醍醐味を知るには、以下の条件満たした車を選んで乗るべし。
(しかし今の時代、これらの条件を満たす車を見つけるのは簡単ではない)

A:後輪駆動(FR)
B:手動変速機(MT)
C:自然吸気エンジン(NA)

上記の要件 A・B・Cを満たした上で、学生の身分でも手に入る安価な車は存在するだろうか。(今回の話は低年式の中古車前提)


ダイハツ・ビーゴ/トヨタ・ラッシュ
https://www.webcg.net/articles/gallery/12476

縦置エンジンで後輪を駆動する構造をベースに、4WDと2WDを展開。発売当時の資料を見ると、MTが選べるのは4WDに限られていたらしいので、2WD(FR)でMTという仕様が手に入るかどうかは不明。

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この車は、数年前に山間部へ移動するアシとして使ったことがあります。(4WDのAT仕様)

自動変速機(4速AT)の伝達効率が悪いためか、急な上り坂ではパワー不足が露呈しますが、足回りの仕上がりは素直で、全体としては良い印象。

マツダ・ロードスター(初代)
https://www.webcg.net/articles/gallery/31257

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この車も縦置エンジンで後輪を駆動。前側のエンジン/変速機と後輪側のデフ(ディファレンシャルギアハウジング)をアルミ製の梯子型フレームで連結し、エンジンのトルク変動が遅延なく車軸に伝わるよう配慮した設計が特長。

縦置エンジン/後輪駆動という基本構造がなぜ良いか。後輪駆動であれば、前輪の舵取り機構の動きにエンジンからの推進力が影響しないので、リニアで心地よいステアリングの操作性を実現しやすい。トランスミッションも、変速機のハウジングそのものにシフトレバーのメカニズムを組み込むかたちになるので、ダイレクトで小気味よい操作感が得られるのです。

ロードスター(Roadster)とは、「Road(道)」+「ster(者)」=「走り屋」というほどの意味。

馬車の分類では、座席が一列で二座の小型のものを指し示す名称で、バギー(Buggy)とも同義だそうです。
https://horseyhooves.com/types-of-horse-drawn-carriages/


前輪駆動も選択肢に入れるとするならば...

シトロエンAX/シトロエンSAXO/プジョー106
前輪駆動、手動変速機、自然吸気エンジン、ただし左ハンドル。

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シトロエンAX

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シトロエンSAXO(日本名:シャンソン)

二種類のシトロエンは実際に長年愛用したし(シトロエン・シャンソンはAT車)、プジョー106はプジョージャポン勤務時代に市場導入を手掛けた車だからよく知っている。

路面からの大入力があってもピッチングが起きない、ステアリング操作の狙い通りに反応してくれる回頭性、風や路面状況の変化に左右されない直進安定性の良さ、運転していて疲れないし、楽しい。

これから自動車に乗る若い人には、ぜひこういう車に乗ってほしい。

P.S.
プジョー306のMTバージョンという手もあるなぁと。これなら右ハンドルだし。(と後から気がついた)

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他にも、2000年頃のBMW 3シリーズ、トヨタ・プロボックス、スズキ・スイフト等が、MT車の選択肢として思い浮かびますが、これらの車は長期間じっくりと向き合ったことがないので、ここでは名前を挙げるにとどめます。

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BMW 3シリーズ(E46)

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