メインストリートの動画配信事業者スタート

メインストリートの動画配信事業者スタート

今日からブログを再開しました。ほぼ1年ぶりの更新になります。長期に渡ってオルタナティブ・ブロガーとしての役割を放棄していたことになるわけですから、よく除名されずにすんだとホッとしています。

今回ブログを再開するにあたり、番長に無理を言ってタイトルを変更してもらいました。メインストリートの動画配信事業者。動画配信事業者としてメインストリートを走る会社になりたいという意味ではなく、大好きなローリング・ストーンズの名盤「メインストリートのならず者」からパクっただけです。

そうは言いながら、メインとなるテーマはあくまでも動画配信。残念ながらローリング・ストーンズではありません。動画配信にまつわる最近の動向を中心に、企業は動画配信サービスをどう活用して行くべきなのか、そこを自分なりに掘り下げながら、できれば解決策を示したいと思っています。

ビムーブは今年の7月で創業から丸三年を迎えました。つまり、動画配信事業者として、メインストリートを歩いてきたかは別にして、少なくとも生き残ってこれたことだけは確かなわけです。それを証明する事実として、累計のサービス実績数は188。もうすぐ200を達成します。この間、様々な動画配信の事例に携わってきたことで、動画配信事業者としてのノウハウもそれなりに蓄積することができました。

この蓄積してきた動画配信に関わるノウハウを、少しでも多くの方に還元できたらいいなと思い始めたのが、ブログ再開を思い立ったきっかけの一つです。これから動画配信の利用を検討しようと考えている企業、すでに利用しているがいま一つ上手く活用できていない企業など、動画配信に関わっている全ての企業の参考になるようなノウハウをできるだけ提供したいと思っています。

企業が動画配信を積極的に利用するようになってから、実はまだそんなに時間はたっていません。また、動画配信を有効的に活用している企業も、まだそんなに多くないのが事実です。しかし、その一方で企業の動画配信に対する関心は年々高くなってきており、動画配信に関する有益な情報が必要とされています。こんな今だからこそ、動画配信事業者として3年間生き延びてきたビムーブのノウハウが役に立つのではないかと思ったのです。

ブログ再開を思い立ったきっかけがもう一つあります。それは、動画配信をめぐる環境がこの1年で大きく変化したことです。去年までは、企業から動画配信を始めたいという相談を受けた時、対象とするデバイスはPCだけ考えていれば十分でした。プラスせいぜいガラ携。ところが、今年になってからその環境が大きく変わりました。

それは、iPhoneの急速な普及とiPadの登場です。ユーザーの動画を再生するデバイスの選択肢が増えたことで、企業側も当然対応を余儀なくされます。しかも、幸か不幸かiPhoneもiPadもFLASHに対応していません。 iPhoneとiPad で動画を再生できるようにするために、メインストリートの動画配信事業者の出番も必然的に増えてくるわけです。

こうした動画配信を取り巻く環境の急激な変化を目にするにあたり、ここでもノウハウを少しでも多くの企業に伝えることができたらいいなと思うようになったわけです。というか、ちょっと黙っていられなくなってきたというのが本当のところです。

時々脱線しながら、最後はテーマである動画配信に戻ってくる。そんな風にして再開したブログを続けていけたらいいなと思っています。2010年の師走に突然再開した、メインストリートの動画配信事業者のブログをどうぞよろしくお願いします。