蒲田は現在大工事中！

私の住んでいる蒲田ですが、いまとんでもないことになっています。どんな風にとんでもないのかと言うと、蒲田全体が大工事の真っ最中なのです。

まず、JR蒲田駅で全面改装の大工事が始まっています。完成は来年の4月とのこと。JR蒲田駅には「パリオ」と「サンカマタ」という二つのショッピングビルがあるのですが、この二つとも8月1日から完全休業状態に入っています。

確かにJR蒲田駅は薄暗くて汚いイメージがあったので新しく生まれ変わるのは嬉しいし、パリオとサンカマタも垢抜けないショッピングビルだったので、魅力的なテナントが入ってくれるのは大歓迎です。ただ、そのおかげで最近困っていることもあります。人と待ち合わせをする時に、時間をつぶす場所がなくなってしまったことです。

JR蒲田駅は東急線と併設しているため隣に東急プラザが出店しているのですが、パリオとサンカマタに入っていた書店の方が東急プラザのは入っている書店よりも大きかったのです。大抵の本が揃っていることもあって、ちょっとした時間を潰すのにはもってこいだったわけです。ちなみに、うちの奥さんも時間を潰す場所がなくなって困っていると言っていました。

このブログでも再三お伝えしているように、川崎の開発の勢いが止まりません。次々と新しいショッピングモールが出店しています。蒲田にしてみれば、魅力ある街づくりをして川崎に向かっている人の流れを食い止めたいという狙いがあるのだと思います。

住んでいる人間にしてみれば、自分が住んでいる街の駅がきれいになるのはもちろん大歓迎です。長い目で見ればプラスになるのだから、多少の不自由さも我慢しなければならないということも頭の中ではわかっています。ただ、頭の中ではわかっていても、突然生活環境が変わってしまうとやはり戸惑いもあるわけです。

実は、大工事が行われているのはJR蒲田駅だけではありません。京浜急行線蒲田駅も大工事中です。こちらの方がスケールは大きく、完成はまだ数年後という気が遠くなる話です。このJRと京浜急行線の両蒲田駅が大工事中のせいでしょうか、街中もマンション建築の工事が目立ちます。

というわけで、蒲田は最近なんとなくざわざわしていて落ち着かない状態なのです。噂によるとかなり近代的な街に生まれ変わるらしいとのこと。でも、現在のくたびれた感じの雰囲気も、個人的には結構好きだったりしてちょっと複雑なところです。