グーグル・マップを使ってライブ情報を配信
Web 2.0というキーワードが騒がれ出した今年の前半は、グーグル・マップを使ったウェブ・サイトが随分注目を集めましたよね。使い方はいろいろですが、ショッピング・サイトと連動したサービスが多かったように記憶しています。
地図上に店をマッピングし、ユーザーにクリックさせる。そして、そこからユーザーを店に誘導するというのが代表的仕組みです。買い物をする場所が決まっているユーザーにしてみれば、確かに地図上で目的の店が見つけられるというのは便利かもしれません。それと、地図から店を探すというのは視覚的にみても楽しいですしね。私が良く利用するのは、株式会社paperboy&co.が運営するカラメルというサービスです。地図サーチという機能が結構楽しめます。
ところで、音楽ポータルSNS「faam」では、もっと面白いグーグル・マップの使い方を実現しています。それは、アーティストのライブ情報をグーグル・マップと連動させて配信する機能。
使い方もとても簡単です。アーティストは自分のライブ情報をブログを使って配信するだけ。その際、アーティストはライブハウスの住所を入力します。すると、システムがグーグル・マップからそのライブハウスの場所を自動的に読み込んで、ブログ上にそのライブハウス付近の地図を表示してくれるというものです。
アーティストのファンにしてみれば、ライブハウスの場所をわざわざ検索エンジンを使って調べる必要がなくなるため、とても便利です。開始時間、チケット料金、出演者などのライブに関する詳細な情報と、ライブハウスの場所が地図付でわかるので、そのページだけを印刷してライブハウスに駆けつければいいのです。
アーティストにも好評で、ほとんどのアーティストがこのグーグル・マップ連動型ブログを使って自分のライブ情報を配信しています。今までは、ショッピング情報とリンクさせる事例が多かったグーグル・マップですが、これからはもっと身近な情報とリンクさせるような事例が増えてくるかもしれません。
※ faamのライブ情報（ライブハウス近辺の航空写真も見れます！）はこちら。
ちなみにこのライブは今日の19：00スタート。ライブ会場で会いましょう！