ビジネスSNS最近のトレンド

トレンドと言うとちょっと大げさなんですが、最近ビジネスSNSを取り巻く環境や流れが、大きく変わりつつあるなということを感じています。実感としては、今年の5月くらいから少しずつ兆候が見え始め、この7月に入ってからそれが確実になりつつあるといったところでしょうか。

１．大企業が真剣にビジネスSNSの導入を検討している

ちょっと前までは、SNSをビジネスに活用して他社よりも先んじようといった考えをもった、先進性に富んだベンチャー企業からの問合せや相談がほとんどでした。それが5月の中旬あたりからでしょうか、大企業からの問合せや相談が急激に増えてきたのです。私も数件手がけているので、8月か9月頃には実際の事例をご紹介できると思います。

大企業のビジネスSNSに対する期待は、やはりコミュニケーションの活性化と情報の共有化です。組織が大きくなってくると、組織間の壁ができてしまい、横のつながりが希薄になってくるんでしょうか。SNSに、コミュニケーション活性化のブレークスルーとしての役割を期待しているようです。

２．ビジネスSNSの波が地方に飛び火している

これも最近目立ちはじめた傾向なんですが、地方の企業からの問合せや相談が増えています。毎日最低1件は、地方からの問合せが入ることがあるほどです。もともとインターネットはボーダーレスなわけですから、当たり前と言えば当たり前なんですが、ビジネスSNSの波は確実に地方に飛び火しています。

３．携帯電話版SNSがブレイクしそう

これはここ最近の傾向なんですが、携帯電話版SNSに関する問合せと相談が急激に増えてきました。携帯電話版SNSに関しては、どちらかといえば企業が自社で使うというよりは、コンシューマー向けにB2Cを展開しているサービスに導入しようというものが圧倒的に多いようです。

今までは、どちらかと言えば携帯電話版SNSについては否定的な意見が多かったようですが、DeNAが運営する「モバゲータウン」が会員数100万人を突破するなど、成功事例を出始めてきました。潜在的ユーザー数が多いことから、携帯電話版SNSがブレイクしそうです。

※　「今朝のミュージック」
朝からモンタレー・ポップ・フェスティバルのオーティス・レディングとジミ・ヘンドリックスを聴きながらブログを書いています。オーティス、凄すぎます。『サティスファクション』、一緒に歌ってしまいました。朝からこんなに熱くてスイマセン。。。