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揺れている歯を抜いて、義歯増歯修理を行なった症例

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「もう5回も新しい入れ歯を作られたんです」
半ばあきらめ顔でおっしゃる60代男性のMさん。歯を抜いては入れ歯を作りなおすのを繰り返してきました。 
再び歯を抜いて6回目の入れ歯を作りなおす提案をされて、さすがに疑問を感じて当院へ相談に来られました。
 
口の中を拝見すると前歯が根から大きく揺れています。歯を抜くのは仕方ないのですが入れ歯はまだ1か月前に作製されたばかりです。とても良好で何も不自由はありません。
そのような場合には歯を抜いてから抜いた部分に人工の歯を入れ歯に継ぎ足す「増歯修理」という治療ができます。抜歯して30分ほどで修理は完了しました。

残っている残り3本の歯も揺れがあります。揺れだした歯の揺れを止めるのは難しいです。いずれ抜けるのは避けられません。でも抜けるたびに増歯修理を行なっていけば患者さんの手間も少なく、リスクも少なく、違和感もなく現在の調子の良い入れ歯を使い続けることができます。

「歯が抜けても大丈夫とわかって安心しました」とおっしゃるMさん。治療には様々なリスクがあります。特に新しく作った入れ歯はリスクも大きい。
でも保険治療の増歯修理ならリスクを減らすことができます。患者さんが安心して治療を受けられることが第一だと当院は考えています。

いとう歯科医院ホームページhttps://www.ireba-ito.com

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