PowerDirector 15 で360度 (VR) 動画の正面位置を変更する方法
こんにちは、高速で360度をぐるっと見回すと目が回って老化を感じるお年頃になりました、松井です。
最近、360度動画を撮影できる Ricoh Theta S を結構真面目に使っています。
まだまだ使いこなせていないのですが、そんな使いこなせない状況で起こるのが、動画の正面を間違ってしまうということ。
Theta S にかぎらず、360度カメラは前後にレンズがついているので、うっかりすると前後を間違って、動画を再生すると自分の顔がアップになっていて死にたくなることがよくあります。
そんな鬱な状況を回避するには、撮影後に正面を変更できるといいのですが、今のところ動画編集アプリで正式に機能として持っているものはなさそうです。 (2017年6月9日時点)
そういうときは諦めるか、自分の顔に耐えるか以外に、アプリの他の機能を使って代用するという方法があります。
そこで考えたのが、複数トラックに動画をコピーして、表示位置を調整するというもの。
言葉で説明するとわりとややこしくなるので動画にしました。
この方法は複数のトラックを扱えて、動画の位置を変更できるソフトなら360度に対応していなくても可能だと思います。
Apple の Motion 5 ではできました。
ということで、よっぽど自撮りが好きな方でない限りは覚えておいて損はない方法だと思いますので、参考にしてみてください。
しかしこの PowerDirector 15 は単体で 1万円ちょっとなんですね。プラグイン不要で360度対応だし、360度で撮っておいて、好きなアングルを採用して平面動画にするなど、結構面白い使い方ができそうです。
360度動画を撮っているとフル HD では物足りなくなってくるので 4K 対応のカメラがいいかもしれないです。