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テクノロジーに心も仕事も奪われそうな日々を綴ります。

それは情熱か? 摩擦熱か?

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国立競技場の屋根よりも甲子園に屋根がないことが気になっています。熱血と根性にノーサンキュー、松井です。

チームで仕事をしていると、情熱のぶつかり合いで話が進まないことってあるじゃないですか。

でも、ふと考えてみたんですけど、進まない場合の多くは情熱じゃなくて摩擦熱何じゃないかと思うわけですよ。

最初は自分の目指すところに熱を持って進んでいるんですが、意見や主張の食い違い、違和感、パンツの食い込みという要素が重なっていくといつの間にか、相手を説得することに熱を上げているっていうことが起こりがちです。

で、意外とその摩擦熱っていうのを情熱と勘違いしやすいんじゃないかなって思います。

こんなに情熱を注いでいるのに、あいつはわかってくれない。

そうやってエネルギーを消耗すると、そもそも本来の仕事に意識が向かわなくなってしまって物事が進まないんですね。

物事をうまく進めるならば、仕事とも仲間とも程よい距離感を保っておくことが大事なんじゃないかなと思うのですが、どの程度の距離がいいかっていうのはなかなか難しいですよね。

ぼくなんかは距離を遠く取り過ぎて「他人ごとに考えている」と誤解されがちだったりするんで。

かと言って、接近戦が苦手なので力を発揮するには必要な距離感なのですが。

そう考えると、やっぱりチームってのはバランスなのかなと思います。熱い人だけでも成り立たないし、冷静だけでは爆発力が足りないし。

それと、お互いの特性を認め合うっていうことですかね。

このチームはこうでなければいけない、みたいなことを全員に等しく押し付けるんじゃやっぱりうまくいかないですし。

そんなわけで、そうめんでも食べてきます。

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