ノマドワーカーになるために気をつけるべきたったひとつのこと
みなさんこんにちは。
暑くなったり寒くなったり忙しい空模様に腹を立て、天に向かって唾を吐いたら見事自分の目に命中。昼に食べたペペロンチーノのおかげでピリピリして涙目の松井です。
そうです、全部嘘です。
今日も引き続きノマドに関するお話です。興味がないふりして実は気になっているのです(ネタ的な意味で)。
ノマド対アンチノマドの激戦はそろそろ納まりそうな勢いなのでこのネタは今日で最後にします。よろしければおつきあいください。
ノマドになりたいっていう人がいると、決まって出てくる意見が「ノマドなんて手段であって目指すものじゃない。」というもの。
しかし、ノマドを目指すみなさん、臆することはありません。
ノマドを目指しても全然オッケーです。手段が目的になることに関して、ことビジネス界隈では避難されがちですが、それとて立派な目的です。
そもそも、すべての人が公明正大な目的、目標を持つなんて無茶な話です。こんなスタイルの生活をしたいという目標だっていいじゃないですか。
スタバのソファでキャラメルマキアートを飲みながら、颯爽とMacBook Airで仕事をこなす。
あるときはバカンスしている最中に顧客からの電話を取り、「ああ、今ワイハですけどご依頼承ります。(キラッ」なんて言ってさらっと用を済ませる。
シャレオツですね。
そういったわけで、本日はノマドになりたいみなさんにこれだけは気をつけた方がいいよっていうたったひとつのアドバイスをしたいと思います。
それは何かといえば、カフェのWi-Fiは危険、ということです。
ここの所すごい勢いで増えているWi-Fiスポット。手軽にインターネットを使える便利なサービスです。
ただ、そこには大きな危険が潜んでいます。
それは「盗聴」です。
Wi-Fiに接続する時、大抵の場合はパスワードを求められます。しかし、パスワードが必要だからと言ってその通信が保護されているとは限らないのです。
データを暗号化していない通信は結構簡単に盗聴されます。そんな環境で顧客のデータを扱っていたらどうなるか。。。おわかりですね。
さらに、暗号化をされていたとしても他の、誰のものともわからないPCと同じネットワークにいるわけです。最近のWi-Fiルーターには、PC同士の通信をさせない機能を持っているものもありますが、その機能を設定しているかどうかはわかりません。
この点については利用者の側で対策を取るべきです。
例えば今ならそういったサービスを行っている事業者もありますし、自分でVPSを借りてVPNサーバーを構築するという手もあります。どちらも月額数百円で実現できるので仕事のための経費と考えれば使わない理由は無いでしょう。
ここまでの話で、危険性についてピンとこなかった方はノマドを実践するのは待つべきかもしれません。まずは@ITでTCP/IPを勉強しましょう。
自分の通信を自分で守ることができるようになればノマドワーカーになる準備は完了です。
あとは、そのような働き方をさせてくれる企業に就職するなり、自分で事業を起こすなりすれば、あなたも立派なノマドワーカーです。
ぜひともトライしてみてください!