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盛り上がるブレストばかりが良いブレストじゃない。沈黙も含めて大事にしたい。(アイデア・デザイン・創造学を研究しているといろんなTipsに触れます。600文字で紹介します。)

1人ブレスト、はありえない?

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"一人でブレストって、ありえないでしょ"

そういう議論を、ときどき耳にします。
今日はこれについて、展開してみます。

オズボーンのブレストの定義(前述)によると、
ブレストは複数人いることを前提にしています。

その意味では、一人ブレスト、という表現は、
原点的定義には、はずれています。

しかし、実用上は、一人ブレストは、ありえる。
と筆者は考えています。

ブレストの4つのルールが何を意味しているか。
これは、原義に基づいて考えると
人間が複数人いても、一人でも適用できる「創造的な心理様式」であり、
「複数人がいること」は本質的なものではありません。

もちろん、よく見ていくと、4つ目のルール
「他の人に便乗(他の人のアイデアのその上に作ろう)」という
ルールだけは、他の人が必要なのですが、
これを、「他の人」⇒「自分が出してあった他のアイデア」と言い換えると、
一人のときでも収まりが良くなります。

創造的な考え方のガイドライン、それをブレストのルールの本質であると
とらえるならば、
一人でアイデアだしをするときに、
ブレストのルールを掲示して発想していくのも
とてもよい方法である、といえるでしょう。


ということで、今回は、筆者からの提案に近い形での
締めくくりになりますが、
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「"一人ブレスト"は、ブレストという活動の定義には外れるが、
 有効な活動あり、ぜひ推奨したい
 "発展型のブレインストーミングの一形態である"」
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と表現して、閉じたいと思います。

明日は、「1人ブレストをグレードアップする方法」について、
紹介します。ただし、それは時間を要する方法ではありますが。
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