Azure日本の大地に立つ
「日本のIT業界が増えすぎた技術者をクラウドに移民させるようになって、既に5年が過ぎていた。エンタープライズ向け業務システム市場の周りの巨大なモバイルサービス市場は技術者の第二の故郷となり、人々はそこでアプリを産み、育て、そして転職していった。西暦2011年、エンタープライズ市場から最も遠かったネット小売り企業発祥のAWSは東京AZをつくり、マイクロソフトに独立戦争を挑んできた。この3年あまりの戦いでAWSとWindows Azureはクラウドを爆発的な成長市場に至らしめた。人々はみずからの行為に恐怖した。競争は膠着状態に入り、十ヶ月あまりが過ぎた…」
故、永井一郎さんにいつかアフレコお願いするんだ!という夢は残念ながら実現できなかったのだが、我々連邦軍のV作戦もようやくこの日を迎えることができた。
Windows Azure日本データセンター開設! (公式PR)
しかも、東京と大阪の2拠点同時で、日本国内での地理的冗長対応。
Azureに魅せられてマイクロソフトに参画してから5年、ようやくこの日を迎えることができた私としては、感慨ひとしおである。「ごめんよ、まだ僕には帰れる所があるんだ。こんな嬉しいことはない。わかってくれるよね?クラウディアにはいつでも会いに行けるから。」的な。
「こいつ、動くぞっ!」
「すごい、3倍以上のレイテンシー改善がある!」
「連邦のクラウドは化け物か!」
という(ようにいさごの脳内で変換されるw)報告がすでに多数あがっているが、是非みなさんも自分の手で、Azure日本データセンターに自分のサイトをつくったり、アプリをデプロイしてみてはいかがだろうか。
なお、喜びを分かち合いたいと感じて下さるみなさまは、明日2月26日夜19時からマイクロソフト品川オフィスで行われるパーティーにご来場願いたい。偶然にも?!JAZUGが4周年の勉強会をやることになっていたのだが、急遽Azure日本データセンターオープン記念イベントという体裁にして、規模を拡大、盛大に執り行うことになった。
JAZUGのイツメンなみなさまにも、特にメンバーではないがコミュニティ活動やそこに集まる技術者のみなさんとの交流に興味があるという方はお気軽に参加して欲しい。
これまでもさまざまな仕掛けを実践してきたいさご的に、今回なにもしないわけがない。自称、シャア・アズナブルの前世、チャンスを最大限に活かすのが私の主義である。みなさまの期待を凌駕する多くの仕込みをこちらの場で披露させていただく予定だ。クラウディアさんは現在スタンバイ中。
なお、当日どうしても品川のパーティー会場に来られないという方は、ニコ生で特別番組を予定しているのでこちらをライブあるいはタイムシフト視聴していただくことで、喜びをバーチャルに分かち合うことができるかもしれない。こちら、ゲストに注目である。
「では、試してみるか」とアナベル・ガトー少佐ばりにAzureの日本データセンターをいじりたおしてみたいという方は、下記より無料のお試しアカウントを取得してスタンバっておいていただきたい。クレジットカードの登録は必要になるが、明示的に利用上限をはずして課金を受け入れるという操作をしない限り、課金されることはないので安心して試していただければ幸いである。
Azureの鼓動、次回、『Azureデプロイ命令』。君は、生き延びることができるか?