DBマガジンでSQLAzureの記事かきました。マイクロソフト的5月号の見どころ解説
NoSQLとかいうけど、クラウド時代にRDBMSって必要なの?いらないの?どうなのさ?
という方は、今月号のDBマガジンを買うなり、借りるなり、立ち読みするなりしてほしい。
データベース業界の著名なみなさまによる専門的な記事と並んで、誠に僭越ながら
SQL Azureの紹介記事を寄稿させていただいている。
↑表紙青枠部分。SQL Azureの解説が新人SEのための…、になっているかは微妙だが、
編集の方とご相談したところDBマガジン読者でも SQL Azureのことはまだあまり知らない
だろうという前提で、かなりわかりやすく書いたつもりである。SQL Azureを活用した
本格的なアプリケーション開発に必要な知識が網羅されているわけではないが、
「SQL Azureって要するにhogehogeで、こういうところに使えるかも。でも、こういうところが
苦手なんだよねー。将来的にはこのあたりに期待かなー」
と知ったかぶった会話をするネタとしては重宝していただけると思う。
ただ、入稿タイミングの都合で、いくつかの最新情報は盛り込めていないので、
MIX10 でさりげなく発表されたSQLAzureアップデート最新情報
をはじめ、今後ブログで継続的にフォローアップさせていただきたい。
今回のDBマガジンでは、SQL Azure記事以外にも、マイクロソフトがらみの話がいくつか
掲載されているのであわせてご紹介しておこう。まず、028ページのReport&Newsにおいて
Windows Azure Platformの日本における本格展開開始を記事として掲載いただいている。
また、翔泳社ということでデブサミの実施レポートが巻頭カラーに。エバンジェリスト仲間の
アジャイル長沢とUX春日井が見開き写真付きで載っている。セッションに出られなかったが
要点だけでもつかんでおきたいという方は目を通していただくとよいだろう。
そしてもうひとつ。スティーブ・バルマーが登場…。
…といっても広告なのだが、スティーブ・バルマーがいつも「デベロッパー×3」と叫んで
いるのはなぜ?という問いに答える形で、マイクロソフトの開発者支援施策を紹介している。
ページ下段には、開発者やITpro(システム管理など開発こそしないけどITな人々)を
日本で支援している我々デベロッパー&プラットフォーム統括本部の面々+バルマーが
掲載されている。私は見開き中央から右側2番目。エバンジェリスト陣はどこかで顔を
見たことはあると思うが、意外とマーケティング担当などMSDNの中の人はご存じないのでは
なかろうか。興味本位でもかまわないので、目をとめていただければ幸いだ。
さらに、この開発者支援がんばってます!ということを広く世に知らしめる広告キャンペーンの
一環としてステッカーが作成されているのはご存じだろうか?
解像度低く申し訳ないが、右側にはデベロッパーをC#表す public class Developer; の
コードサンプル?が掲載されている。エバンジェリスト陣でコードレビューを実施している
中でもいろいろ意見が出たが、フィードバックあれば是非お願いしたい。また、下部の
メッセージは"Alchemist"という単語がどこかハガレンを連想させる。個人的な見解で
しかないが、スティーブ・バルマーがデベロッパー大好きであり続ける背景は、彼のまわりに
いる天才開発者たちが何もないところから自分の頭で生み出すコードが価値をどんどん
増大させてゆく様が、錬金術師にでも見えたのではなかろうかと思っている。
このステッカー、すでにTechDaysのラップアップセッションで配布したり、一部の方々には、
スティーブ・バルマーのメッセージと共に郵送されているようだが、まだ入手できてない
という方は、いさごに会った際に「ステッカーください!」とお声掛けいただきたい。
手元に100部ほどストックしてあるので、希望者に配布しゆく予定だ。
ということで、いろいろ楽しげなDBマガジン5月号、お買い求めはお早めに。