丸レク開催秘話。AzureのSteveMarxとAmazonのJeffさんが登壇予定
すでに申し込みサイトがオープンしているとおり、2010年1回目の
「丸レク」がTechDays会場内で開催される。
2月24日(水)17:20より、ホテル グランパシフィック LE DAIBA@お台場。
有償技術カンファレンスTechDays会場を使うが、「丸レク」なのでもちろん無償。
かなり広めの会場を準備してはいるが、毎度大好評の「丸レク」につき
満席になる前に早めに申し込んでおいた方がよいだろう。
※TechDays(登録終了)ご来場の方は追加の申し込み作業なくご参加頂けます
TechDaysでの講演で来日しているWindowsAzureの顔ともいえる
Steve Marx @smarx と、Amazon Web Servicesのエバンジェリスト
Jeff Barr @jeffbarr 氏が一緒に登壇する機会は米国でもあまり
ないだろう。さらに、丸山先生 @maruyama097 のホストとなれば
オモシロイ展開になることが予想される。
さて…、どうにか「丸レク」開催にこぎ着けられたからいいようなものの、
今回はさすがの私もちょっと心が折れそうな目に何度か遭っている。
秘話、というほどでもないが、今回の裏側事情をマイクロソフトの
中の人目線で解説しておこう。
調整が難しかったのは大きく分けてロジとコンテンツ。
ロジ面では場所&時間ともに確保が結構難儀だった。IBMさんの
箱崎2階のように、自社ファシリティで数百名規模の収容人数がある
会場を拠出できるところはよいが、弊社のように、Maxでも新宿5Fの
100名+が限界という企業が「丸レク」を応援するには、ちょっと
知恵を絞る必要がある。「丸レク」はスポンサー色を極力ださず、
客観的に技術的課題に関する知見を得る場として高い評価を得て
いるのだが、そのコンセプトに共感し、スポンサー協力する各社は、
集客や会場拠出という形で丸レクを応援しているのである。
過去、オラクルさんがOracle Open World会場内で「丸レク」を開催
していたのと同じように、今回もTechDays開催用に借りている
グランパシフィック LE DAIBAのスペースを「丸レク」用に提供する
ことにしたのである。蛇足だが、当時オラクルさんにいた西脇は
現在マイクロソフト所属となっている(カミングアウトブログ参照)。
「それなら簡単だろ?」と思われるかもしれないが現場は大変だ。
TechDays初日もそうなのだが、キーノートで使用する大部屋から
ブレイクアウトセッション用に壁を入れて部屋を割る作業が発生する。
「丸レク」開催前は16:05まで最終セッションを行っており、その後
17:20の開始に向けて大急ぎで壁を取っ払う必要がある。
会場内の装飾やレイアウトにも転換が容易に行えるよう工夫を凝らし、
時間短縮に向けて、現場スタッフにはかなり無理をきいてもらっている。
丸レクの開始時間がやや遅い時間になってしまっているのだが、
ちょっと仕事を早めに切り上げて立ち寄りやすい、と受け取って
いただけると会場提供側も大変助かる。
TechDaysから引き続き参加される皆様は、電源や無線LAN完備の
作業スペースで休憩がてらお待ち頂くなり、スポンサー各社様の
ブースを見て回るなり、ラップアップセッションにご参加頂くことで
丸レク開始までの時間を有意義にお使い頂けることと思う。
一方、「丸レク」から参加のみなさまには、もしかすると多少受付時に
人がごった返してご迷惑をおかけしてしまうかもしれない。
ロジ側も最大限努力をするつもりだが、ご容赦いただければ幸いだ。
また、コンテンツ面でも競合?のAmazon Web Servicesさんが
ご登壇されるとのことで一悶着あった。まあ、ITベンダーとしては
当然の反応ではあり、ある程度想定はしていたが、本音ベース
少々心が疲れる話である。「場所はTechDaysだけど丸レクなので…」
といってみたところで、通じない相手がいることも事実。
詳細は割愛するが、心が広い、狭いだけの単純な話ではない。
加えて、弊社Steve Marx含め、外タレ登壇ということもあり、
参加者のことを考えると通訳の手配が必要になるのだが、
TechDays用の同時通訳リソースは23日に固めてしまっていたため、
「丸レク」開催の24日にそのまま提供しようとすると、あり得ない額の
見積もりだったこともあり、一時は英語で…とも考えたが、最終的に
逐次通訳という形で折り合いをつけられそうだ。英語のヒアリングが
苦にならない方には逆に多少冗長になってしまうかもしれないが、
我々からのギリギリの協力と思って有効にご活用いただきたい。
何にせよ、今年も「丸レク」に協力できることを大変光栄に思う。
今後もクラウドを盛り上げてゆく一翼を担ってゆきたい。
会場側の「覚悟」の都合もあるので、申し込みはお早めに。