マイクロソフトの中のひとが見る、Google Developer Day。リアルなカンファレンスはやっぱり楽しい
Google Developer Day@横浜パシフィコに朝から来ている。業務上「競合調査」という名目に
なっているが、ワクワク感がまったくないといえば嘘になる。世の中盛り上がっているとなんだか楽しい。
競合というと、戦争でもしているように見えるかもしれないが、テクノロジーベンダーに好んで
勤める人たちはテクノロジー好きという共通点があり、お互いプライベートでは仲良しだったりする。
私も個人的にGoogleの取り組みを尊敬しており、学ぶべき点は多い。
さて、会場の様子だが、スーツvsギークの比率は1:9。個人、少人数でがんばっていらっしゃる開発者の
みなさんももちろん多いが、首からさげる名刺を見る限り、製造業、SI'er、金融・サービスなど、
いわゆる大手企業のロゴをお見かけすることも少なくない。年代で見ると、全体的に若干、若い気がする。
女性はやはり少ない。IT業界共通の悩みだろうか。
中盤で1つサプライズ。Google I/Oでも配布していたAndroid端末をここでも配布と発表。
日本の開発者にアプリをどんどんつくってもらいたいという心意気の模様。
ガジェット好きとして素直にうれしい。マイクロソフトの中のひととはいえ、自社製品以外を
一切使わない禁欲的な生活を送っているわけではない。
セッションの内容は、いろいろなメディアやブログで報告があると思われるのでここでは多く触れることはしない。
(このブログの趣旨からしていまキーノートを聞きながら書いている時点で、App Engineに関する言及はまだない)
と、全面Google万歳な感じで書いてしまったが(別に端末をもらったからすり寄っているわけではない)
あらためて1つ感じたことがある。
それは、「やはり、リアルなカンファレンスには足を運んで会場に来た方がよい」ということだ。
近年、Ustやtwitterなどリアルタイム性の高いツールや、ネットワーク帯域含めストリーミング配信を行える
仕組みが普及してきたおかげで、直接会場に来なくても、脳内「あとでみる」タグをつけたままに
してしまう人も少なくないだろう。もちろん、スケジュールの都合をつけられない場合は仕方ないが、
可能な限りその日のために前後に予定を振り分けて時間を作り、会場に行かれることをおすすめする。
というわけで、懲りずに告知。
先日ご案内したReMIX(懇親会付き有償カンファレンス)に半額以下で参加する方法を紹介したい。
弊社Project UXページに、7,000円のところ、3,000円で参加できる割引キャンペーンのお知らせがある。
7,000円はちょっと高いな、と感じた方は是非こちらから応募いただきたい。安めの飲み会や有償の
勉強会1回分の負担と変わらない、自腹やむなしのレンジと思われる。
また、8月末開催TechEdの登録も開始している。
マイクロソフト社内では、例年、TechEd燃え尽き症候群が見られるほど、中のひとががんばって準備を
行うカンファレンスである。ただ、ReMIXもTechEdも、マイクロソフトからの一方的な情報提供を
第一義の目的としているわけではなく、開発者のみなさん同士が楽しく合いまみれていただくことを
主眼としているので、ワクワクしながら積極的に参加していただきたい。
モビルスーツはジオンと連邦双方で開発を進めることで、革新的な発展をとげることができた。
現在のIT技術に関しても同じ事がいえるだろう。