NEC LifeTouch NOTE のtouch & tryに参加してきました
山田美穂さんにご紹介いただいて、ブログの執筆をすることとなり、 ITmediaの皆さんとの初顔合わせを兼ねて NEC LifeTouch NOTE のtouch & try に参加してきました。 30人くらいが参加していて、NEC担当者の程よく力が抜けた説明で、非常に和やかな空間でした。
この製品、ごく簡単にいえば、
モノ書き向けのメモノートPC (NECの言葉でいえば「スマートブック」)
です。
●気に入った主な特徴
- Android2.2 OS
 - 日本語IMEにATOKを標準採用
 - キータッチ優先の筐体サイズ
 - WiFi(11n対応) & 3G(FOMAカード)接続 ... 3Gは4月発売の上位モデルのみ
 - バッテリー9時間程度(ブラウジング継続で)
 - ディスプレイヒンジが180度開く
 - Googleサービスフル対応
 - 699g(バッテリー含む)
 
他にも
- NVIDIA(R) Tegra(TM)250 デュアルコア 1GHz
 - SDカードスロット
 - キーレスポンスがよく、本当に文章を書くための端末のような印象
 - HDに併せたワイドディスプレイ(結果筐体もワイド)
 - 4〜16GBの内蔵ストレージ(SSD)
 - キーピッチが広く、キーボードヘビーユーザー想定
 - 4万円代からと、割と気軽に買える価格帯
 - 表示解像度 800×480ドット
 - YouTubeが意外にキレイ
 
という感じで、Android端末を想定して、メディア閲覧やメール・SNSなどの必要最低限の快適さを保持しつつモノ書き用に最適化した、というような感じのスペック構成です。
●モノ書き用アプリ「Life NOTE」
NECの独自アプリケーション「Life NOTE」がメインで載っていて、執筆した原稿をそのままmixiなどのブログにマルチポストしたり、Twitterに投稿したりできます。
そもそものキータッチにこだわった筐体サイズと相まって、このLife NOTEとATOKとの連携で、文章入力はかなり快適です。開発コンセプトで「クラウドノート」を想定しているだけあってすぐにmixiなどにポストできるのも、かなりいいなと感じました。
●Googleサービスフル対応
 あと、さすがAndroid。Googleサービスフル対応をうたっています。
 GPSなども標準装備で、Googleマップも使えるのはいい感じ。
 あと、Googleの音声検索アプリが入っていて、本体右手前にあるマイクから入力できます。近づいてしゃべれば結構な精度で入力できました。そのうち翻訳にも対応するでしょうから、そうなったら結構使えると思います。
ただ、残念な点としては
- カメラが前面にしかない(NECは「メモカメラ」とうたってます。そもそもコンセプトではコミュニケーション用ではないみたい。)
 - iPhone4とSkypeビデオ通話を試みたが音声通話しかできなかった(両者WiFi。限られた時間内だったから、設定が悪かったのかも?)
 - Androidにありがちな「モッサリ感」
 - ディスプレイ側が重く、転がりやすい
 - 感圧式のタッチセンサーのため、若干チカラ入れて押さなきゃならないので余計転がりやすい
 - 180度開いた際に、ディスプレイ側が若干浮くため、ガタガタする
 - Life NOTEがFacebookに対応してない!(アップデートで対応するだろうけど)
 
あたりが気になりました。
 特に180度開いた時に安定しないのは、iPadで「対面者とのコミュニケーション時にお互い画面を見ながらあれこれする便利さ」を体験している身としては「おしい!」でした。
と、一見したらGARAXY TABにキーボードでもついたかのような外見の本機ですが、
ある意味そういう解釈でもいいのかなと思いました。
- 文章入力が快適
 - WiFi & 3Gで、場所を問わずちょっとした調べものに十分耐える
 - Android端末としてGoogleにフル対応
 
あたりを考えたら、やっぱりモノ書き向けのAndroidだな、と。
僕もモノ書きだったら買ってたかなぁ。