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海外技術の勝手なコメント及び海外技術者との交流情報

不安や心配を煽る発言

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今朝、また地震。ラジオを聴いていたら、アナウンサーが余震が何時もよりも長く続いていると言った後に不安や心配を煽る発言はしたくないといっていた。

ここで思ったのが海外と日本との違いだ。米国では癌になったら医者は先ず患者に伝えることがある。これは患者自身の人生なので、それをどのように過ごすかは患者本人が決める権利があるからであり、専門家の医者としては正しい判断を行えるように正しい情報を提供する義務があるからだと思う。

日本では患者の家族に伝えて、本人には伝えないようにすることもあるそうだ。何時ものように生活を続けられようからだ。

どちらが正しいというのは言えないが、だけど専門家が正しい情報をすべて提供してくれないと、患者は伝えられたことが本当なのか心配することになると思う。また、伝えられた情報で決めた判断が本当によかったのか心配することになると思う。

個人的にはどんなことであっても本当のことを伝えたいただき、それで自分が決めたベストな結論については心配してもしょうがないと思っている。心配するのは自分の判断がベストでない可能性があるからだと思っているからだ。

原発の騒ぎでも、海外政府やメディアが日本の批判したのは情報発信の足りなさからだと思う。情報が足りないので、心配になり過激な対応を取ることになったのだと思う。

インターネットも普及したので、判断と指示だけではなく、専門家はもっと本当の正しい情報を提供するようにして欲しい。

オープンソースソフトウエアのLiferayのようなWebポータルとJasperReportのような帳票ツールを使えば、短時間かつ安価に情報を提供することができると思う。東京電力だけでなく、他企業もユーザにもっと情報を提供して欲しい。

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