長野に善光寺を訪ね、ダライ・ラマ法王の講演を賜る
このところ遠出が続く週末だが、きのう日曜は長野に足を運んだ。
善光寺にまず詣で、そしてビッグハットでのダライ・ラマ法王講演へ。
善光寺は、宗派を問わない寺院。街を形成する巨大な存在である。
善光寺境内にて
寺院内では、砂曼荼羅を拝見。
これはホームページのもので、実際に拝見したものとは異なる。色のついた砂をひとつひとつ配置してつくられる。数人で10日くらいかかるそうだ。これは保存せず、こわしてながしてしまうためのもの。
オリンピックでつくられたビッグハットについた
＜本イベントからいくつか＞
Q&Aコーナー：
■911時にニューヨークにいた女性から死生観についての質問・・・
１４世「死生については分からない。だが、911を起こしたのは、憎しみであり怒り。これは自分達と相手を分け隔てることから起こる。対立でなく、対話をしなければならない。」
■油絵描きの女子： チャリティー的な活動をしているが、できたお金でなにをすればいいか？の質問・・・
１４世「わからん。自分で分析して近しい人と相談して決めなさい。それを考え
るのもあなたたちの仕事です。」「やっていることはcharityであり、よいこと。
９つ苦難に直面しても、９つ頑張る勇気を持ちなさい」と、優しくおおらかな言
葉を。
■大学で国際政治を学ぶ男子「リーダーの資質は？」・・・
１４世「Weとtheyとか、分けて考えないこと。holisticにみること。自分のこと
自国のことでなく、グローバルに６０億人みなで考えること。」「富めるもの、
貧しいものもそう」「ギャップが、不必要な心配や争いを生む」
■女性の「言葉で救えない人にはどうしたらよいか？」・・・
１４世「これも難しい質問。分からない。言えることは、lostで自信を失ってい
る人には、孤立しているのでなく、みながいる、そして同様なことで悩んでいる
人はたくさんいると知らせること。」
質問コーナーのあと
■英語を習得して、世界に貢献せよ
１４世「若い人が質問をし、来場者にも若い人が多いのはよいこと。これからに
期待したい。」「２－３年前から日本に来ると言うようにしているのが、英語を
やれということ。世界の共通言語。世界中に出て行って、貢献すべし。」
とのメッセージ。
基本的なことのみだったが、基本を再認識するというか、安心感と元気がアップした気がする一日でした。（着物の津田おししょう、ありがとうございました・・・男性着物の入門ビデオ[近日ウェブ公開！]の撮影のお礼としてお招きいただきました）
ダライ・ラマ法王この後の予定は
【金沢 講演】 6/22 Tue
【横浜 法話・講演】6/26 Sat